約200人のエキストラで賑やかな街を表現
阪急阪神不動産(本社・大阪市)は、企業CM「ひと、つながりの街へ。~宣言篇~」を2月6日から首都圏と関西圏で放映している。1月から展開している企業広告にも起用している俳優の今田美桜が出演し、「まちづくり」と「人のつながりの創出」への思いを伝えている。約200人のエキストラで街の賑わいなどを表現。すでにロケ地を巡回する人も現れるなど、反響が広がっている。
今田美桜と約200人のエキストラが出演する新CM
CMの撮影舞台は、JR大阪駅前の複合施設「グラングリーン大阪」。オフィス、商業施設、都市公園、住宅などを備え、9社の事業者による共同開発が進められている。同社は、開発事業者の1社である阪急電鉄の業務を代行。2024年9月6日に「先行まちびらき」が行われ、一部施設が開業した。全体のまちびらきは2027年度に予定されている。
同施設は、緑と都市が融合した新しいまちづくりを目指している。CMでは、広大な緑の中を今田が大勢の人々とつながりながら駆け巡る。ラストシーンでは、大阪梅田の街並みを背景に、コミュニケーションスローガン「ひと、つながりの街へ。」のメッセージを届ける。
今田が約200人のエキストラと歩くシーンでは、ひとつの空間でつながって見えるようなカメラワークにこだわった。総務部広報グループの小池秀和課長補佐は、「その街に住む人、働く人、遊ぶ人、学ぶ人、様々な人が街を利用し、その街で楽しんでいる姿を一連で映すことで、コミュニケーションスローガン『ひと、つながりの街へ。』を表現した」と話した。
俳優として多くの出演実績を持つ今田を起用することで、事業フィールドを関西圏から首都圏・海外へと広げる狙いがある。同社が手掛ける「まちづくり」を、より多くの人に周知したい考えだ。
