手を使わずに頭の動きでデジタルデバイスを操る ジンズが「JINS ASSIST」を発表

ジンズは2⽉26⽇、⼿を使わずに頭の⼩さな動きで直感的にデジタルデバイスを操る「JINS ASSIST(ジンズ アシスト)」の発売を開始した。価格は1万5000円。JINSオンラインショップとデジタル障害者⼿帳「ミライロID」内のオンラインストア「ミライロストア」内で販売する。

イメージ 「JINS ASSIST まだ⾒ぬ、ひかりを。(本間さん篇)」(30秒)より。

社会課題「デジタルデバイド」の解消へ

「JINS ASSIST」は、IT機器やICT を利⽤できる⼈と利⽤できない⼈との間に⽣じる情報格差「デジタルデバイド」の解消を目指すハンズフリーマウス。小さく頭を動かす直感的な操作でパワーポイントの作成などの作業も可能で、障害がある人の仕事や日常生活をアシストする。

近年デジタル化が加速する一方で、地域間や属性による格差など様々な要因により、社会的孤立やITスキルの有無による所得格差の拡大、セキュリティリスクの発生などの影響をもたらす「デジタルデバイド」が社会課題として顕在化している。

「JINS ASSIST」では、手や指先での操作にハンデを持つ人のデジタルデバイスへのアクセスをサポート。また、2021年からクーポンの提供で同社と連携しているミライロの「ミライロストア」でも数量限定で販売することで、「障害のある人の社会参加を後押していきたい」(ミライロ代表取締役社⻑・垣内俊哉⽒)としている。

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