大阪初開催の「さけるチーズフェス2025」 家族連れにアプローチ

雪印メグミルクは3月9日、グランフロント大阪うめきた広場にて「さけるチーズフェス2025」を開催した。

“さく”の語呂合わせで3月9日が「さけるチーズの日」として正式に制定されたことから、2024年3月9日に東京で開催された同イベント。売場以外でのタッチポイントをつくり認知や好意度を高めることを目的に、フェス型のフィールドイベントとして実施された。同社乳食品事業部チーズグループの勝山大地氏によると、昨年は物販やコンテンツが早期終了するほど、想定を超える来場者が訪れたという。

「今回は食べる・遊ぶコンテンツの量と質の充実を図り、より長く、より多くの利用者に楽しんでもらえるようにしました」(勝山氏)。

市場伸長率が高い近畿エリアで初開催

今回の会場は、JR大阪駅北口のグランフロント大阪うめきた広場。同エリアは昨年9月にグラングリーン大阪が開業するなど、大規模な都市開発によりさらなる賑わいを見せている。

「大阪を含む近畿エリアは、全国と比較してさけるチーズの市場伸長率が高く、まだまだ伸びしろがある市場と捉えています。ファン拡大に向けて、近畿圏にお住まいの多くのお客さまにさけるチーズの認知や興味を持っていただき、ユーザーとファンのさらなる拡大を目的に選定しました。また今回は小学生のお子さまをもつご家族をメインターゲットとしており、子育て世代を含むご家族連れが多く集まり、近畿の情報発信の中心地である大阪梅田エリアにあることから会場を選定しました」(勝山氏)。

開場にはフォトスポットとして「巨大さけるチーズオブジェ」が登場。また、現在販売されている6 種類の「さけるチーズ」を食べ比べできるセットや「さけチー焼き」を販売するオリジナルキッチンカーや、クレープなど「さけるチーズ」を使ったメニュー販売をするコラボキッチンカーも出店した。

巨大オブジェとオリジナルキッチンカー。

「さけるチーズみくじ」や「さけチーミッション」では、景品としてチーズを細かくさける「ボンバーカッター」がプレゼントされた。

ステージでは○×クイズ大会が行われた。

オープニングステージではタレントの乙葉さんがゲスト登壇し、トークイベントを実施した。

今後も「世界一楽しいチーズ」を目指し、商品展開やプロモーション活動を強化していくと勝山氏。「まだ購入者、喫食経験者が他の直食系チーズと比べて少ないことからも、さけるチーズファンの拡大を目指し、商品展開やプロモーションを重層的に取り組んでいきたい」と展望を語った。

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