韓国発のグローバルブランド「辛ラーメン」などを展開する農心ジャパンは6月10日、日本初の専門店『辛ラーメン粉食(ブンシク)POPUPストア』を東京・原宿の竹下通りにオープンした。
昨年好評を博したポップアップ企画に続き、今回は韓国の“粉食文化”をテーマにした常設型店舗での展開となる。約1年間の期間限定営業を予定し、初週は体験型のオープニングイベントを開催する。
1986年に韓国で誕生した「辛ラーメン」は、世界100カ国以上で愛されるグローバルブランド。2023年には日本国内だけで年間売上100億円を突破し、2028年には倍となる200億円を目指す成長戦略を進めている。長年にわたり“辛さ”を軸にポジションを確立してきたが、今回の長期ポップアップでは、そのイメージに“親しみやすさ”や“体験性”という価値を加えた。
店舗コンセプトとした「粉食(ブンシク)」とは、韓国でラーメンやキンパ、トッポギなどの庶民的な軽食を提供する文化で、学生街やオフィス街に点在する手軽な飲食スタイルとして親しまれている。今回のポップアップでは、その粉食文化を再現。店内では、韓国旅行の定番スポット・漢江(ハンガン)で人気の自動ラーメン調理機を活用した「漢江ラーメン体験」などを展開し、袋麺を手軽に調理できる非日常体験を提供する。