ミドルエイジ層に向けたコミュニケーション戦略
大塚製薬は、「カロリーメイト ゼリー」の新WebCM「大人の夢中に、エイ、エイ、ヨー!」篇を、語呂合わせで「夢中(610)」の日にあたる6月10日に公開した。これまで受験や部活動の応援といった若年層向けの印象が強かったカロリーメイトブランドだが、今回はミドルエイジ層に向けたCM。夢中になれることが見つからない大人に訴求するため、49歳で子育てを終えたことをきっかけにロボットダンスを始め、2年後に全国大会で優勝した主婦の「屋代まどか」さんの実話を描いている。
50歳で夢をかなえた「屋代まどか」さんの実話を描く新WebCM「大人の夢中に、エイ、エイ、ヨー!」
CMは、幼少期から「つま先立ち」に夢中だった屋代さんの半生を描いている。世界的スターに憧れ、教室の隅でつま先立ちの練習を始めた幼少期、失恋を乗り越えるように練習に打ち込んだ学生時代、結婚と出産で一時は封印したものの、49歳から再びつま先立ちを活かしたロボットダンスに挑戦し、50歳で日本一となるまでの姿が描かれる。
フルバージョンは約1分30秒の長尺で、CMの終盤にカロリーメイトゼリーが登場。最後は「つづく!」というメッセージで締めくくられる。「何歳からでも自分の好きなことに夢中になれる」という思いが込められており、「大人の夢中を栄養面から応援する」というブランドの価値観を訴求している。