電通、次期社長に石井直専務 4月1日付で就任

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電通は10日、髙嶋達佳社長(67)が代表権のない会長に退き、後任に石井直(いしい・ただし)取締役専務執行役員(59)を起用する人事を発表した。石井氏は4月1日付で就任する。

石井氏は1973年電通入社。ソニーなどを担当する第19営業局長を経て、2002年常務執行役員国際本部副本部長。06年常務取締役アカウント・プランニング統括本部長を経て09年4月から現職。海外事業などを統括する。上智大外国語学部(スペイン語学科)卒。

石井氏は同社の12代目の社長となる。電通の歴代社長は新聞局長など新聞部門出身者が続いていたが、営業出身の社長は初めて。

同日発表した役員人事によると、森隆一副社長など取締役4人が退任し、杉本晶執行役員など4人が新たに就任することも明らかになった。

髙嶋氏は、同社の連結売上高が2兆円を突破した07年に社長就任した。もっとも、電通も08年からの世界的な景気後退の影響を受けて苦戦した。髙嶋氏は、09年度に策定した5カ年の中期経営計画で「イノベーション」を前面に掲げ、グローバル化、デジタル化を軸に経営改革を進めてきた。2011年3月期は業績回復のめどが立ったのを機に、経営陣の若返りを図る。

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