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大広、上海のDM事業を強化。上海分公司を開設

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大広は、08年から推進してきた中国におけるダイレクトマーケティング事業支援サービスをさらに強化するため、同社のグループ会社である大広(北京)広告有限公司の支社「上海分公司(呼称:DAIKO SEEDS)」を中国・上海市に開設し、DM事業支援サービスを、ワンストップで提供する拠点として、7日付で営業を開始した。現在同社では中国でのサービスを北京、上海、広州、香港の4都市5拠点で展開している。

DAIKO SEEDSの特色の一つは、中国において外資企業初となる、広告と販売(卸・小売)、その両方の許可を取得していること。クライアント企業に対して、事業戦略、マーケティング(販売・コミュニケーション)、フルフィルメントに関するサービスを、ワンストップで提供できる体制を構築している。もう一つは、自社運営のWebをはじめとしたメディアを展開していること。近年急速な成長を遂げている中国のインターネット通販市場において、20代~30代の女性をターゲットに日本関連のさまざまな旬の流行情報を提供するWebサイト「momoko‐摩摩客」を、9月より運営している。会員化する機能を実装していることからテストマーケティングを実施することも可能で、2012年には連動したショッピングサイトもオープンを予定している。

同社はDAIKO SEEDSを開設することで、中国市場におけるDM事業の展開を指向する企業、現在DM事業を展開している企業に対して、テストマーケティング(インターネット、テレビ、テレマーケティングなど)の場の提供、事業戦略策定、コミュニケーション戦略策定・実施(顧客分析含む)、コンタクトセンター運営ディレクション、流通インフラ・フルフィルメント提供にまで、ワンストップで提供する。今後も企業の優良顧客創造による持続的事業成長をサポートしていく考えだ。

※呼称「DAIKO SEEDS」は、商標登録申請中。