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「ビックロ」オープン、70媒体200人のメディアが集結

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ユニクロと家電量販大手ビックカメラの初の共同店舗「ビックロ」が本日27日朝、東京・新宿にオープンした。午前5時頃から客が並び始め、行列は8時時点で約800人、9時半過ぎには4000人に達し、当初オープン予定の10時から繰り上げ9時45分に開店した。

ceremony セレモニー2
店舗前で行われたセレモニーでは、正面に設けられたプレスエリアに入りきらない数のメディアが集結した。
行列

店舗の裏手まで埋め尽くされた行列の様子。オープン時点で約4000人が並んだ。

店舗オープンの取材に駆け付けたメディアは、キー局全局を含む約70媒体200人弱。9時過ぎに店舗前で始まったオープニングセレモニーでは、チンドン屋による口上パフォーマンスが行われた後、ビックカメラの宮島宏幸社長とユニクロの柳井正会長兼社長が挨拶。「メインの大型店舗である新宿西口店とは全く違う店作り。ファッションと家電を合わせて、これまでに誰も見たことがない店を作りたい」(宮島氏)、「新宿という日本一の立地で、ワクワク感、ドキドキ感の高揚感を多くのお客様に提供したい。お互いがコラボレーションすることで“日本一売れる”店舗作りを通じ、日本中を“ビックロ”させたい」(柳井氏)と語った。テープカットでは両社社長に加え、店舗のクリエイティブディレクターを務める佐藤可士和氏、新宿東口商店街振興組合 安田眞一理事長、新宿大通商店街振興組合 竹之内勉理事長が登壇。カットとともに「ビックロ」オリジナルテーマソングが流れ始め、4000人が店舗に流れ込んだ。

オープン直後に店舗内で行われた囲み取材では、「家電は日本が誇れる文化のひとつ。今や日本文化としての家電業界の盛り上がりには以前から興味があり、繁盛店であるビックカメラとユニクロが組んだらどんな面白いことが起こるだろうと考えていた。本来、文化とは高尚なものでなく大衆的なもの。今後、ニューヨークやパリなどでも“チンドン屋”や“たこ焼き屋”といった日本の大衆文化と合わせ、同形態の店作りに取り組んでいきたい」(柳井氏)と海外展開も見据えた展望を語った。イベントのPR会社は電通パブリックリレーションズ。なお、今年3月にオープンしたユニクロ銀座店オープン時の取材メディア数は合計103媒体。

囲み1(柳井) 囲み2(宮島)
オープン直後に店舗内で行われた囲み取材で記者からの質問に対応するユニクロ・柳井会長とビックカメラ・宮島社長。「(ビックロを)東京に来たら必ずここに行く、という東京の名所的な場所に成長させたい」と語った。