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会長・島耕作が新プロジェクトを発足、トヨタ「CAMRY」がサポート

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講談社は9日、トヨタ自動車のハイブリッド車「CAMRY(カムリ)」のサポートのもと『モーニング』の連載『会長 島耕作』の主人公 島耕作を発起人・リーダーとする新プロジェクトを発足した。

プロジェクト名は、「CLUB GENT(クラブ・ジェント) Supported by TOYOTA CAMRY」。

“上質を知ろう”をテーマに、島耕作がこれまでの人生で培ってきた上質な知識・体験を「食」「人」「能」「旅」の4テーマに分けて、『モーニング』など講談社が発行する7誌と連携し、誌面やWEBサイトで紹介する。

7誌は、『モーニング』『おとなの週末』『クーリエ・ジャポン』『現代ビジネス』『週刊現代』『FRaU』『ベストカー』。

「食」では著名人の愛した上質な食事や伝統料理、「人」では社会から尊敬を受ける人物、「能」では伝統技術を後世に伝える匠の技、「旅」では文豪ゆかりの宿を紹介し、日本に「上質とは何か」を知る本物のジェントルマンを増やすことを目的としている。

同社はプロジェクト発足に合わせ、“紳士による紳士のためのサイト”としてWEBサイト「CLUB GENT」をオープン。4つのテーマに沿った、大人の知的好奇心を刺激する情報を随時発信し、将来的にはその情報を書籍にまとめる構想もあるという。


WEBサイト「CLUB GENT」のサイトトップ(左)と、サイト内のコンテンツ「島耕作 CLUB GENT的上質ライフスタイルマップ」(右)。京都、福岡、ニューヨーク、上海、インド、ブラジルなど、島耕作が作品中で訪れた土地での「食」「人」「能」「旅」の体験を、マップ上で仮想的に追体験することができる。
(C) Kodansha Ltd. All rights reserved.

9日に都内で開催されたプロジェクト発足イベントでは、CGの島耕作が出演し、プロジェクト発足の経緯・目的について発表したほか、『島耕作』シリーズ作者の弘兼憲史さんや講談社『モーニング』編集部 副編集長の笠井俊純さん、同編集部の布施洋子さんが登場。


CGの島耕作と対面した、原作者・弘兼憲史さん。

島耕作はプロジェクト説明の際、また「CLUB GENT」のプロジェクトメンバーとして、タレント・コラムニストの山田五郎さん、ファッションデザイナーのドン小西さんも登場し、プロジェクトにおける今後の活動予定を話した。山田さんは「食」、小西さんは「旅」をそれぞれ担当し、上質なレストランや旬のグルメ情報、ハイセンスな旅に関する記事を『おとなの週末』に掲載することが決まっている。


イベントには、1990年代に放映されたテレビドラマ『課長 島耕作』で島耕作を演じた俳優・宅麻 伸さんと、モデルの森 泉さんがゲストとして登場。「上質」をテーマにしたトークセッションが行われたほか、森さんから島耕作に花束を贈るパフォーマンスも。

サプライズゲストとして登場した、お笑い芸人のハマカーン。「CLUB GENT」のメンバーに入りたいと島耕作に直訴するパフォーマンスで、会場の笑いを誘った。

山田さん、小西さんのほか、プロゴルファーの近藤共弘さん、ジャーナリストの津田大介さん、放送作家で老舗料亭「下鴨茶寮」を経営する小山薫堂さん、文筆活動やイベントプロデュースなど幅広く手掛ける白洲信哉さんが4つのテーマにあわせて情報を発信していく。

『モーニング』第41号(9月12日発売)と第45号(10月24日発売。写真)の誌面では、それぞれ「会長 島耕作バースデー編」「会長 島耕作 発足編」として、プロジェクトの発足経緯が漫画として掲載されている。
(C)弘兼憲史/講談社

『島耕作』シリーズの連載がスタートしたのは1983年。『課長 島耕作』としてスタートし、『部長 島耕作』『取締役 島耕作』『常務 島耕作』『専務 島耕作』『社長 島耕作』を経て、現在は『会長 島耕作』が連載中、今年で連載30周年を迎える。

島耕作の66歳の誕生日である9月9日、妻の大町久美子からカムリをプレゼントされたことがきっかけで、カムリのサポートが実現したという。