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アドフェスト2014現地レポート「アジアはクリエイティブを愛してる!ADFESTに見るコ・クリエーションパワー」

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【連載「アドフェスト2014現地レポート」】
・「アジアはクリエイティブを愛してる!ADFESTに見るコ・クリエーションパワー」コチラの記事です
・「広告賞から逃げちゃダメだ!

そしてクリエイティブの領域に生活者や異業種の才能を取り入れる「コ・クリエーション」は、「課題発見」のためのわかりやすくて使いやすい手法としていくつかの有力キャンペーンにしっかりと組み込まれていました。

ADKも今年「The World’s Biggest Creative Department」(世界最大のクリエイティブ局)と題するセミナーを実施しました。生活をとてつもなく便利にしたり、人生の価値観をひっくり返すようなアイディアを今いちばん豊富に持っているのは、実は「生活者」。だからボクたちはコミュニケーションのプロとして、彼ら彼女らの力を引き出して活かすことをまじめにやってみたい。

それが巨大なるクリエイティブ局「コ・クリエーション」なんだ。というお話をさせていただきました。アジア中からわざわざ足を運んでくださった皆さま、ご清聴ありがとうございました。あらためてこの場を借りてお礼申しあげます。

3人のスピーカー。写真左から、ジョエル・セレ氏(コ・クリエイションコミュニティeYeka( アイカ)のグローバル戦略を担当。インサイト&イノベーションディレクター)、著者、ロブ・シャーロック(クリエイティブコンサルタント。元・DRAFTFCB グローバル・クリエイティブデイレクター)

また今回ボクと一緒に登壇してくれたのが、元Draftfcbグローバル・クリエイティブ・ディレクターのロブ・シャーロック氏。ロブはボクのスピーチにつづいて「変化のためのアイディアや視点が単一源であることは近視的で限界がある。これからのエージェンシーの役割は導線であり、キュレーターでありゲートキーパーなのだ」という自身の信条を熱のこもった英語で語り、会場中を釘付けにしていました。

どこから何をどう見てもクリエイティブ愛に満ちあふれた微笑みの広告祭、アドフェスト。残りの2日間でもっともっとたくさんの発見と出会いをして、またいつかどこかでご報告させていただきたいと思います。

藤井 徹
アサツー ディ・ケイ 統合ソリューションセンター クリエイティブ本部
シニア・クリエイティブディレクター/コピーライター
宝島社「いい国つくろう、何度でも。」「日本の犬とアメリカの犬は会話できるのか。」 福島復興支援プロジェクト「ありがとう、ふくしまは忘れない。」などを手がける。カンヌ、ニューヨークフェスティバル、ADFEST、中東北アフリカMENA Cristal Festivalほか日本代表審査員。


【連載「アドフェスト2014現地レポート」】
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