P&G、洗剤ブランドのプロモーションでニューヨーク市内のコインランドリーをジャック

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米P&Gは、洗濯用液体洗剤ブランド「Gain(ゲイン)」の新商品プロモーションの一環で、ニューヨーク市内のコインランドリーを舞台としたアートプロジェクト「#MusicToYourNose Laundromat Takeover」を展開している。

YouTubeクリエイターのChloe&Halleが、ゲインに対するユーザーの評価コメントを
心地よいメロディに乗せて歌い上げる。

新商品「Gain flings!」は、従来品より洗浄力を高めるだけではなく、「ファブリーズ」ブランドの消臭効果をプラスすることで、「ユーザーに最高の“香り体験”を提供する」ことを特徴としている。

心理学者・脳科学者のアラン・ヒルシュ博士と、生体反応に基づく市場調査を手がけるインナースコープ・リサーチ社の協力のもと行った実験によると、新商品の香りは、好きな音楽を聴くよりも人々を楽しい気分にさせること、また好きな音楽をより一層楽しめるようになることが証明されたという。

「人々に楽しみや喜びをもたらす」という商品コンセプトにヒントを得て企画されたのが、今回のプロジェクト。アートや音楽の力で、何の変哲もないコインランドリーを一つの作品に作り変え、洗濯という日々のルーティンワークを楽しい体験に変えてしまおうというものだ。

地元住民の手によってアート作品に姿を変えたコインランドリー。ブロンクス区出身のシンガーソングライター レスリー・グレースもプロジェクトの趣旨に賛同し、イベントの話題化に協力した。コインランドリー内では、新商品の無料サンプリングも行った。

NPO団体「Portraits of Hope」のサポートのもと、地元住民や、近隣の学校に通う子どもたちの手により、ブロンクス区、マンハッタン区、イースト・ハーレム区にある6つのコインランドリーが彩り豊かなアートインスタレーションに姿を変えた。

同エリアはヒスパニックを含むラテンアメリカ系の人々が多く住むことで知られ、なかでもブロンクスといえば、ヒップホップ発祥の地として有名。

ヒップホップというと音楽の1ジャンルをイメージする人も多いが、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティを4大要素とするカルチャーの総称だ。

今回のプロジェクトは、地元に根づくこうした豊かな文化を下地に、新商品のコンセプトをリアルに体験してもらう場を設けるとともに、地元住民たちを巻き込みながら、地域コミュニティの活性化に寄与することを狙いとしている。

インスタレーションは8月末日まで公開予定。

地元住民の巻き込みはもちろん、他地域からの来訪を促進する工夫も見られる。

ブロンクス区出身で、昨年の「第14回ラテン・グラミー賞」でノミネートを果たしたシンガーソングライター レスリー・グレースがプロジェクトの趣旨に賛同、同イベントの話題を広め、自身が生まれ育ったコミュニティの活性化に寄与しようと、5月16日、最新シングルの初披露も兼ねたミニコンサートをブロンクスで開催した。

また、広く一般の人々を参加対象としたコンテスト企画も開催している。

アートインスタレーションを背景に「セルフィー(自撮り写真)」を撮影し、ハッシュタグ「#MusicToYourNose」を付けてインスタグラムかフェイスブックに投稿するとエントリーが完了。優秀作品の投稿者4人にはオリジナルの賞品が贈られる。投稿は6月14日まで受け付ける。

カラフルなコインランドリーを背景にした「セルフィー」が、続々と投稿されている。
優秀作品の投稿者には、オリジナルのランドリーバッグや洗剤セットなどが贈られる。

ヤフー スペインとソニーミュージック ラテンの協力のもと、話題拡散にも力を入れる。
アートインスタレーションのメイキング映像や、ミニコンサートの模様を収めた映像を含む、レスリーにスポットを当てたビデオシリーズを制作し、ヤフー スペインの女性向け情報ページで公開する。
映像の一部は、ゲインのブランドサイトでも公開する予定。

ブランドサイトでは、Facebookページに寄せられたユーザーのコメントをYouTubeクリエイターが歌に乗せて読み上げる動画を公開するなど、今回のアートプロジェクトの他にも、ユニークな取り組みが多く見られる。

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