体感・体験・対話を生むリアルな「場」のプロデュース
人は感情で動く生き物であり、人と人の「関係の質」を変えるには感情にアプローチすることが欠かせません。特に組織内では、非日常の空間で新しい関係をつくる時間が必要です。当社が、イベントによるインナーコミュニケーションが有効であると主張する理由もここにあります。
社内を活性化し、関係の質を高めるイベントの選択肢は様々ですが、効果を高めるキーワードは「体感・(共通)体験・対話」の3つです。
まず、その場が非日常の空間であると体感できること。次に、集った人たちの間で共通の体験があること。最後に、フラットな関係で対話できるリアルなテーマがあることです。私たちは2015年、この3つが揃ったイベントを提供するフィールドコーディネート事業を展開していきます。
荒れた耕作放棄地を題材に、開墾作業にチームで取り組み、社会的課題に対する解決策を考える。離島での生活や島民との対話を通じて、過疎化や持続可能社会について論じる機会を持つ。日本文化の体験を通じて、日本人の価値観や強みの源泉を改めて感じ、自分たちに取り入れる。アウトドアアクティビティやスポーツ競技を通じチームビルディングを図る。
これらの体感・体験を通じて、組織の中に新しいコミュニケーションを起こすことは、閉塞感の強い会社、職場に有効です。
2014年は企業内もしくは複数社が集まった運動会に参加した会社も多かったようです。私たちはこの運動会に代わりフラッグフットボール(FF)というスポーツを提案しており、複数社合同のイベントを企画しています。
FFの特徴は、対話を生む競技特性。体力や運動経験に左右されず老若男女誰もが参加できる点が運動会とは大きく異なります。非日常での共通の体験が、関係の質を高めると考えています。
企業の「周年」という節目がインナー改革の絶好の機会に
「関係の質」の向上は、1度のイベントで実現できるわけではありません。また、広報業務の中でもインナー向けの活動は緊急性が低く捉えられがちという問題もあります。
そこで有効なのが5年・10年の単位で訪れる「周年」の節目を活用すること。
企業が成長する過程で、組織には「規模の壁」が生まれます。また、月日が経てば社員構成が若手からベテランまで広がる「年次の壁」が出てきます。
この2つの壁がコミュニケーションのズレを生み、問題の発生源となります。また、10周年であれば「事業の多角化」、25周年では「事業継承」、50周年では「創業理念への回帰」などといったように、時期によって生じやすい課題があります。
当社では、これまでの周年事業の事例研究や組織コミュニケーションの専門チームによる周年事業コンサルティング室を立ち上げました。2015年からは、周年を機会としたインナーコミュニケーション改革、組織変革の支援にも力を入れていきます。(談)
【お問い合せ】
株式会社リンクイベントプロデュース
www.link-ep.co.jp/
〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-3 銀座オーミビル
TEL.03-3538-4020
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