ベクトルは14日、マーケティングにおけるオンライン動画活用を支援する新会社「ビデオワイヤー」の営業を開始した。
動画を活用したマーケティングをワンストップで支援する体制を強みとし、スピーディなコンテンツ企画制作、効率的な拡散、そして効果検証に至るまでを社内で一貫して担う。
社内には制作チームも設ける。具体的には、2008年にベクトルが運営を開始した映像制作ファクトリー「VECKS(ベックス)」のスタッフが兼務で制作にあたるほか、昨年11月にスタートした動画専門クラウドソーシングサービス「Video Times(ビデオタイムス)」でネットワークしているディレクターも制作に加わる。
現在、制作チームは専任・兼任合わせて4人体制だが、今後、社外からの採用も視野に入れて人材を拡充していく。
「戦略 PR」を成長の軸としてきたベクトル。ここ数年は、動画、アドテクノロジー、スマートフォン対応といった IT を活用した最新の手法を取り入れたサービスを提供することで、メディア環境の変化やそれに伴うクライアントニーズの変化に対応している。
「PR×動画」では前述の「ベックス」や「ビデオタイムス」、「PR×アドテクノロジー」では昨年10月にマイクロアドと共同出資で設立した「ニューステクノロジー」で提供するネイティブアドサービスなどが例に挙げられる。14日発表の平成28年2月期第1四半期決算は、売上高22.8億円(前年比128.6%)、営業利益3.4億円(前年比202.9%)と好調だった。
ビデオワイヤー代表は、ベクトル マーケティング部部長だった杉浦健太氏が専任で務める。「今期中(2016年2月まで)に300案件の受注をめざす。ベクトルの既存クライアントはもちろんのこと、ビデオワイヤーとして新規クライアントの獲得にも力を入れていく」(杉浦氏)と話した。
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