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初代グランプリは「ハトに困ったら雨宮」 愛知広告協会賞から「AICHI AD AWARDS」にリニューアル

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39年間続いた「愛知広告協会賞」をリニューアルした「AICHI AD AWARDS(AAA)2015」(愛知広告協会主催)の受賞結果がこのほど発表され、グランプリには雨宮「ハトに困ったら雨宮キャンペーン」(代表受賞者・長谷川裕晃氏)が受賞した。15日に名古屋市内で贈賞式が行われた。

グランプリを受賞した雨宮のオブジェは、名古屋市の国際デザインセンターで20日まで展示されている

雨宮は名古屋市に本社を置くシロアリ駆除の老舗。キャンペーンはハト駆除のサービスの認知アップを狙って実施した。名古屋の中心繁華街・栄にハトのフンまみれのサラリーマンのオブジェを設置し、横に置いたQRコードから同社サイトへのアクセスを促した。特設サイトへの誘引が1万ユーザー超、YouTubeにアップした動画CMのアクセスが1週間で20万回に上り、その結果問い合わせの増加につながった。

各部門のゴールド(金賞)には、CM部門が引越し侍「エーシャ」(西田良平氏)、GRAPHIC部門が日本赤十字社 東海北陸ブロック血液センター「ち、のち、いのち。」(安藤真理氏)、DIGITAL部門がバイオテック「バイオテックで変わってっくキャンペーン」(戸谷吉希氏)、DESIGN部門がJTB国内旅行企画「伊豆南部DMOモニターツアー御朱印スタンプ帳」(平井秀和氏、木村ともえ氏)、PROMOTION/OOH部門は雨宮「ハトに困ったら雨宮キャンペーン」(長谷川裕晃氏)がそれぞれ選出されたのち、この中から雨宮がグランプリに選ばれた。

AAA2015は、愛知県内在住のクリエイターが手掛け、2014年1月~2015年3月に発表された広告・キャンペーンが対象。「クリエーターによるクリエーターのための広告賞」を掲げ、これまでの「愛知広告協会賞」から部門構成や審査員を刷新した。審査員長は中島信也氏(東北新社)、審査員は新村則人氏(新村デザイン事務所)、谷山雅計氏(谷山広告)、土橋通仁氏(電通中部支社)、原野守弘氏(もり)、福里真一氏(ワンスカイ)が務めた。

同賞の受賞作品は、国際デザインセンターデザインギャラリー(名古屋市中区栄/ナディアパーク・デザインセンタービル4階)で20日まで展示される。開館11時~19時、入場無料。


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