日本アド・コンテンツ制作者連盟(JAC)が主催し、映像業界の活性化と若手映像クリエイターのモチベーションアップ、人材育成を目的とする「JAC AWARD」の表彰式が1月5日行われた。
今回リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーに選出されたのは電通クリエーティブX 城殿裕樹氏で、2012年以来2度目の受賞となる。城殿氏は壇上で「3年前にもこの賞をいただいて、プロデューサーはプロとプロをつなぐプロだと話してやってきた。その結果が認められてうれしく思う。自分がいなければこの仕事はできなかったと言えるのが醍醐味だと思っている。周りの支えてくれた人に感謝しながら、これからも精進していきたい」とあいさつした。
リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤーには、東京海上日動「東京2020 挑戦者たち」篇などを手掛けた電通クリエーティブX 五郡由賀氏が選ばれた。
AOI Pro.の中江康人社長は「圧倒的なプロジェクトマネジメント力、個性豊かなクリエイティビィティ、ホスピタリティー、それらを全部持ちえるのはプロデューサー、プロダクションマネージャーしかいない。上の世代を蹴散らして、皆さんが新しい業界を作っていってくれると信じている」と受賞者たちにエールを贈った。
なお、リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーは35歳以下、あるいは35歳を過ぎていても経験年数が5年以下のプロデューサーを、リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤーは28歳以下、あるいは28歳を過ぎていても経験年数が5年以下のプロダクションマネージャーを対象としている。
今回の受賞者は以下の通り。
リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
電通クリエーティブX 城殿裕樹(きどの・ゆうき)
応募作品:
フォルクスワーゲン「登場」「カーアクション」「ドラキュラ」篇
トライグループ「TRY IT」篇
ネクスト HOME’S 「登場」「喧嘩の絶えない夫婦」篇
リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー/ファイナリスト(5名)
AOI Pro. 福原健司(ふくはら・けんじ)
AOI Pro. 佐藤一樹(さとう・かずき)
太陽企画 大野鉄平(おおの・てっぺい)
二番工房 吉野賢司(よしの・けんじ)
東北新社 伊藤隆(いとう・たかし)
リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー
電通クリエーティブX 五郡由賀(ごぐん・ゆか)
応募作品:
東京海上日動「東京2020 挑戦者たち」篇
東京ガス「家族の絆 母とは」
東京海上日動・挑戦シリーズ「自転車」篇
リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー/ファイナリスト(6名)
東北新社 鍋島靖彦(なべしま・やすひこ)
東北新社 下條岳(しもじょう・たけし)
ワンダラクティブ 田中朋子(たなか・ともこ)
二番工房 熊谷美郷(くまがい・みさと)
スプーン 佐野大(さの・だい)
AOI Pro. 寺田周平(てらだ・しゅうへい)
審査員特別賞 (3名)
アームズ 小澤美保(おざわ・みほ)
ウィークス 殿村晋作(とのむら・しんさく)
太陽企画 高山由菜(たかやま・ゆな)
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