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リコー、360°カメラのプロモーションでInstagramコンテストを開催

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デジタルマーケティングの潮流を、2014年後半から2015年に実施された代表的な事例の図解を通して理解する書籍『デジタルマーケティング年鑑2016』。その発刊を記念して、AdverTimesでは書籍に収録されている101社の事例の中から10の事例を厳選して掲載。今回は昨年9月に開催されたリコーの「Instagramコンテスト」を紹介する。

リコーは2015年9月2日から30日にかけて、360°全天球写真がワンショットで撮影できるデジタルカメラ「RICOH THETA(以下THETA)」の「Instagramコンテンスト」を開催した。画像編集アプリ「THETA+」のリリースに合わせてだ。

THETAは新商品のため、リコー側でもユーザーがどのような使い方をしてくれるのか模索している面があった。Instagramを活用することで、THETAの新しい利用の仕方や表現方法をユーザーと一緒に考えられるというのが企画の意図だ。また、「面白そうだけれども、どうやって使ったらいいか分からない」と、購入を控えている潜在顧客に対しても、Instagramで使い方を効果的に訴求できると考えた。

参加するためには、まず公式アカウントをフォロー。その後、THETAで撮った360°画像とTHETAの気に入った点を、ハッシュタグ「#theta360」「#theta360contest」を付けて投稿することが必要になる。

(左)1位入賞作品、(中)2位入賞作品、(右)3位入賞作品
事務局が想定していなかった撮影方法が多く投稿された。

その結果、コンテストの総投稿作品数は想定の2倍となる1225件。運営事務局が優秀作品を選び、10人の受賞者にオリジナルステッカーとトートバッグをプレゼントした。コンテスト期間中のフォロワー数も4300人から5400人へと増え、通常期の伸び率と比べ2倍となった。

10人の優秀作品の投稿者にオリジナルステッカーとトートバッグがプレゼントされた。

企画を担当したリコー 水谷仁美氏は「新機種が発売され、撮影シーンや表現の幅も広がってきたので、これからもInstagramを活用した投稿コンテストを続けたい」と語る。YouTubeでは360°動画のアップロードが可能になり、Facebookでも360°画像がブラウザで閲覧できるようになるなど、プラットフォームの対応も整備されてきている。リコーは今後もInstagramの活用などによって、“360°カメラ”の市場を盛り上げていくつもりだ。

通常時の投稿内容

ユーザーの面白い画像をリグラム(Instagram上のシェア)して投稿。

協力クリエイターからの新しい撮影方法を提起した投稿。


コーポレート統括本部 新規事業・プラットフォーム開発センター VR事業室 プランニンググループ 兼 マーケティンググループ 水谷仁美氏


こちらの記事は、2016年2月3日に発刊された「デジタルマーケティング年鑑2016」(宣伝会議・刊)より一部抜粋しました。事例をご覧になりたい方に向けた書籍です。
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