攻めの広報は今、何をすべきか?インナーコミュニケーションは企業の「ライフイベント」を活用せよ

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「LINK」という観点で施策の目的の整理を

これらのライフイベントを有効に活用するには、活動のコンセプトやメッセージを定める必要があります。その設定のヒントとなるのが、「LINK」の視点です。

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企業の節目を活用する上で、「LINK」の観点で発信するメッセージを編集し、施策に落とし込んでいくことが有効。

LINKとは、「時間(過去・未来)」「空間(社内・社外)」という2つの軸から成り立っています。ライフイベントの特徴と会社の状況を掛けあわせた上で、一番社員に届きやすいメッセージを導きます。

例えば先ほどご紹介した周年事業は、創業からこれまで、そして未来を通常より長期視点で捉えることができる機会です。その特徴を踏まえた上で、改めて創業から今・ここに至るまで変わらず継承していきたい「自社のDNA」や「らしさ」とは何か(Keep up)。「未来」に向けて変革したいことは何か(Nextage)。社員の視野を広げていくためにも、「顧客」や「市場」から期待されることは何か(Linkage)。また、今の「社員」が一体となるために必要なことは何か(Integration)。どこに重点を置くのかによってメッセージは大きく変わり、かつ取り組む施策も変わってくるはずです。

社内イベントをただの一過性のものにしないためにも、時間軸、空間軸から発信するメッセージを検証し、組織が動くきっかけにすることが重要なのです。

「体験・体感・対話」による有効な「場」づくりを

繰り返しになりますが、インナーコミュニケーションは、社員のテンションを一時的に上げることではなく、経営の向かう方向に対するモチベーションを引き出すことに目的があります。

このような抽象的、かつ曖昧なものへのモチベーションは、文章だけでは伝わりきれない温度感や行間も伝わることで初めて引き出されます。そのためにはともに「体験・体感・対話」できるリアルな「場」を持つことが最も有効な手段のひとつといえます。

広報や経営企画の部門が様々な節目を活用し意味ある「場」を生み出し、企業ブランディングの最大のスポークスパーソンである社員のモチベーションを束ね、市場変化にも適応できる「筋肉質な組織づくり」を進められるかが企業成長の命運を握っているといえるでしょう。そのためにもぜひ、今回ご紹介した「企業のライフイベント」という9つの選択肢の活用と、社員に自社の方向性を体感させる「場づくり」にチャレンジしてほしいと思います。

お問い合わせ
株式会社リンクイベントプロデュース
http://www.link-ep.co.jp/
〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-3 銀座オーミビル
TEL:03-3538-4020

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