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第一回三井ゴールデン匠賞グランプリは、高岡銅器の能作に決定

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第一回三井ゴールデン匠賞の贈賞式が、3月29日に東京・よみうり大手町ホールにて行なわれ、その会場でグランプリ、およびモストポピュラー賞が発表となった。

同賞は、日本の伝統工芸分野において「伝統×イノベーション」を実現している担い手に注目と称賛が集まる機会を創出していきたいという想いから、三井広報委員会によって2015年9月に創設された。

同賞を運営する三井広報委員会は、三井グループ企業24社(ほか特別会員会社1社)で構成されており、「人を大切にし、多様な個性と価値を尊重することで社会を豊かにする」という理念のもと、さまざまな社会貢献活動を行っている。1972年には「三井ゴールデン・グラブ賞」を創設。攻めだけでなく守りの大切さも知って欲しいという想いから、プロ野球の「守備のベストナイン」を毎年表彰している。「三井ゴールデン匠賞」はこれに続くものとなる。

第一回目となる本賞には自薦・他薦合わせて191件の応募があり、予選通過者29組(個人および団体)を対象に、2月に本審査を実施。その際に「ゴールデン匠賞」として、下記の5組が選出された。

本日、この中から株式会社岩鋳の南部鉄器がモストポピュラー賞に、株式会社能作の高岡銅器がグランプリに選ばれ、贈賞が行われた。

グランプリを受賞した能作は400年にわたる鋳造技術を受け継ぎながら、新しい試みを行っている。

従来の流通に頼らない独自の展示会開催ほか、従来柔らかく扱いにくいとされてきた「錫」を用い、使う人が自在に「曲げて使う器」を開発。高岡銅器のイメージを大きく変えると同時に、そのノウハウを同業者に公開。職人の減少と高齢化が進む中、雇用を増やし、若年層への技術の継承に成果を上げるなど、流通、商品開発、地域貢献など多岐にわたる活動が高く評価された。

グランプリを受賞した能作・能作克治氏は「伝統産業はずっと日陰の仕事で私も高岡で18年間職人をやっていた。バブルのころは3K、4Kと言われた。このような賞を三井さんのほうで創設してもらって誇りに思います。今後新しい伝統をこの賞を糧にどんどん築いていきたいと思います」と話した。

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グランプリ/ゴールデン匠賞

株式会社能作 ※団体として受賞 代表:能作克治  高岡銅器/富山県高岡市

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モストポピュラー賞/ゴールデン匠賞

株式会社岩鋳 ※団体として受賞 代表:岩清水晃 南部鉄器/岩手県盛岡市

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ゴールデン匠賞

杉原吉直 所属:株式会社杉原商店  越前和紙/福井県越前市

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立川裕大 所属:株式会社t.c.k.w  伝統技術ディレクター

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福島武山 九谷焼/石川県能美市

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