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D&AD賞、日本からの審査員に資生堂・山本尚美氏、菊池敦己氏、米澤香子氏ら決定

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D&ADは、第57回(2019年度)D&AD賞の全部門の審査員と部門の改定を発表した。審査員については昨年に続き、男女比率を50:50で構成し、約80カ国から約250人が参加する。

審査委員長については、昨年、老舗のデザインコンサルティング会社Pentagram UKプロダクトデザイン部門長に就任したスズキユウリ氏(写真左)が、プロダクト部門を担当。

そのほか、米国School of Visual Arts チェアマンデビー・ミルマン氏がブランディング部門で、Wieden+KennedyLondonグローバルパートナー&ECDトニー・デイビッドソン氏がフィルム広告部門で、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などを手がけるVFX制作会社Framestore CCO&共同創立者マイク・マッギー氏がヴィジュアル・エフェクツ部門で審査委員長を務めるなど、多彩な顔ぶれとなっている。

日本から参加する審査員は8名で、下記の部門を担当する。

パッケージデザイン部門
鎌田順也 KD グラフィックデザイナー

 

グラフィックデザイン部門
菊池敦己 菊池敦己事務所 グラフィックデザイナー

 

デジタルデザイン部門
クラウディア・クリストヴァオ Google ブランドスタジオ APAC ヘッド

 

イラストレーション部門
杉山生 オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン合同会社 クリエイティブ・ディレクター

 

タイポグラフィー部門
髙木毬子 タイポグラファー 本の制作者/デザイナー、大学教員

 

アートディレクション部門
永松綾子 博報堂 アートディレクター

 

ブランディング部門
山本尚美 資生堂 チーフクリエイティブオフィサー

 

デジタルマーケティング部門
米澤香子 電通 クリエーティブ・テクノロジスト

 

また電通台湾のCCOアリス・チョウが、ブランデッド・コンテンツ&エンターテインメント部門の審査委員長を務める。

D&ADは、デザイン、クラフト、広告、社会的取組みを審査する主な分野として据えている。その中で、本年度は「クラフト力」を主にする分野の部門における改定を行った。具体的には、イラストレーション、タイポグラフィー、フォトグラフィーなどを独立した部門とし、アニメーション、ビジュアルエフェクト(特殊効果技術)、キャスティングなどを新たな部門として設立した。具体的には、以下の通り。

※クラフト分野の全部門
ディレクション部門/アートディレクション部門/アニメーション部門/イラストレーション部門/フォトグラフィー部門/タイポグラフィー部門/サウンドデザイン&音源活用部門/シネマトグラフィー部門/編集部門/特殊効果部門/プロダクションデザイン部門/キャスティング部門/広告:コピー部門/デザイン:コピー部門

その他の分野における部門は下記のようになっている。

※デザイン分野
ブックデザイン部門/ブランディング部門/グラフィックデザイン部門/雑誌&新聞デザイン部門/パッケージデザイン部門/プロダクトデザイン部門/空間デザイン部門/デジタルデザイン部門

※広告分野
インテグレーテッド部門/プレス&屋外広告部門/PR部門/ラジオ&オーディオ部門/デジタルマーケティング部門/ダイレクト部門/メディア部門/エクスペリエンシャル部門

※フィルム&エンターテインメント分野
フィルム広告部門/ブランデッドコンテンツ&エンターテインメント部門/ミュージックビデオ部門

※社会的取組み分野
クリエイティビティフォーグッド部門

D&ADは2月20日までエントリーを受け付け中。5月21〜23日にロンドンThe Old Truman Breweryでスピーカーを招いてD&AD FESITIVALを開催し、最終日に授賞式を行う予定だ。

D&ADJapanが展開しているエントリー募集キャンペーン。OgilvyJapanが制作。


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