企業ブランドの確立・強化へ 広報は社内をリードできるか

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2018年12月5日、宣伝会議ではコーポレートブランディングをテーマとしたカンファレンスを都内で終日開催し、企業の広報担当者ら160人が参加。企業ブランド確立・強化のために広報に必要な知識やノウハウを共有した。
第5部にはブランド向上や組織強化に向けたコンサルティングを手がける、フォワード取締役の伊佐陽介氏が登壇した。

ブランディングの成功の秘訣は「インナー起点」にあり

近年、「コーポレートブランドの強化」をテーマに掲げるものの、「ブランディングの目的がはっきりしないから進めにくい」「社内の認識が統一されていないので、何をメッセージとすればいいのか分からない」といった課題を持つ企業は多い。このような課題を解決するために必要な「インナー起点のブランディング」の考え方を、具体的な事例も交えながら紹介した。

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「社員一人ひとりの『業務』として明確に認識されればブランディングは一気に進む」と伊佐氏。

伊佐氏はブランディングを成功させるためのポイントとして「ブランドという目に見えない曖昧なものを、目に見えない状態のままで扱わないこと」が重要だと指摘する。

「ブランドコンセプト(顧客に提供するべき価値)を提示するだけでは、社員が自分の業務に落とし込むことはできません。コンセプトと業務を結びつける『クレド(行動指針)』と、コンセプトを定量・定性の両面から段階的に規定した『ブランドロードマップ』を明確にすることで一貫性と継続性が生まれます」。

クレドに沿った具体的な仕組みとしては、情報共有会や社内メディアといった「社内コミュニケーション」、表彰制度などの「組織ルール」、社内伝道師育成やブランド研修といった「人材育成」の場を設ける必要があるという。

ブランドロードマップにおいては、「KGI・KPIだけでなく、指標達成に必要な部署別の活動テーマを設けることがコンセプト実現につながる」と解説した。



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