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「Yahoo! JAPAN 広告商品アイデアアワード」審査員も参加、ファイナリストによる公開プレゼン開催

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愛される広告とは? 「広告フォーマット」を再・発明しよう

2019年7月1日(月)から公募を開始した「Yahoo! JAPAN 広告商品アイデアアワード」。8月5日(月)に応募を締め切った後、一次審査を実施。審査を経て、10組まで勝ち残ったファイナリストによる公開プレゼンテーションが9月11日(水)に開催された。

「広告枠」「広告フォーマット」自体のイノベーションを目指し、「広告が好かれるものになるための広告フォーマット」のアイデアを募ったのがこのアワードだ。

プレゼンテーションはヤフー17階にある、オープンコラボレーションスペース「LODGE」で開催。希望者が参加できる公開形式で実施された。

審査を担当したのは、明石 ガクト氏(ワンメディア 代表取締役CEO)、鹿毛 康司氏(エステー 執行役 クリエイティブディレクター)、小助川 雅人氏(資生堂 クリエイティブディレクター)、嶋 浩一郎氏(博報堂ケトル 代表取締役社長・共同CEO)、砥川 直大氏(The Breakthrough Company GO クリエイティブ・ディレクター)、中村 洋基氏(ヤフー メディアカンパニー マーケティング ソリューション 統括本部 エグゼクティブ クリエイティブディレクター/ PARTY Creative Director Founder)の計6名だ。

当日は、ファイナリストに選ばれた10組が審査員を前にプレゼンテーションを実施。審査員からはファイナリストに鋭い質問が飛んだ。

10組のファイナリストは、6名の審査員の質問に答えながらプレゼンテーションを行った。

ここでは全10組のプレゼンテーションの様子を紹介する。

1「会話という広告フォーマット」(企画者:磯崎 空人/共同企画者:東 翔子)
2「全世界の老若男女すべての人がふふっと笑えてシェアしたくなる新しい広告のアイデア」(企画者:近藤 智大)
3「年齢認証いいえ称賛広告」(企画者:佐藤 佳文/共同企画者:各務 将成)
4「みんなのバナー広告」(企画者:新宅 暁)
5「モーション追跡型 リアル・ライブ広告」(企画者:高橋 茜)
6「カウリス広告」(企画者:平井 健一郎/共同企画者:佐藤 剛)
7「あとで検索広告」(企画者:藤田 大地)
8「アドフォン」(企画者:本田 真也)
9「Ad BATTLE~広告対戦~」(企画者:森内 大樹)
10「AdStand」(企画者:和田 真之介)
※敬称略

 

1「会話という広告フォーマット」(企画者:磯崎 空人さん/共同企画者:東 翔子さん)

スマートスピーカーを用いた対話広告。スマートスピーカーとの「会話」の中で最適な商品を提案し、その「提案するもの」を広告枠とする。会話を通じて広告を友達のように感じてもらうアイデア。

2「老若男女すべての人がふふっと笑えてシェアしたくなる新しい広告のアイデア」(企画者:近藤 智大さん)

「広告商品」×「顔はめアバター」×「身近なヒト」を組み合わせた、絶対見てしまう自然なバナー広告。身近な人が広告に出てくることで、自分ゴト化・エモさとユーモアを提供するアイデア。

3「年齢認証いいえ称賛広告」(企画者:佐藤 佳文さん/共同企画者:各務 将成さん)

年齢認証で「いいえ」を押した、素直な子供を褒め讃えるサイトをつくるアイデア。子どもたちに素直な心を持ち続けてほしい、という思いが込められている。

4「みんなのバナー広告」(企画者:新宅 暁さん)

企業からの一方的な情報を掲載するバナー広告ではなく「実際の推薦情報」も併せて掲載するアイデア。信頼できる情報を求めるユーザーに加えて、生の活用の声を収集したい企業にとっても利点がある。

5「モーション追跡型 リアル・ライブ広告」(企画者:高橋 茜さん)

広告を「見る」だけではなく「体験型・参加型」にするアイデア。ARやAPMなどモーション対応する機能を用いて、人の動きに広告アイテムを追随させることで、リアルタイム性のあるワクワク感をつくる。

6「カウリス広告」(企画者:平井 健一郎さん/共同企画者:佐藤 剛さん)

「これから買うもの」と「これまで買ったもの」を一括管理できるサービス「カウリス(仮称)」をつくり、購入予定商品連動型広告として展開するアイデア。買うものリストと家計簿の役割を担う。

7「あとで検索広告」(企画者:藤田 大地さん)

Web広告に「あとから検索」ボタンを設け、クリックした広告の検索キーワードを、後でYahoo!検索できるようにするアイデア。生活者の好きなタイミングで、興味を持った広告の内容を見ることができる。

8「アドフォン」(企画者:本田 真也さん)

ユーザーのことを一番知り、情報提供者としても適しているのはスマホ。ユーザーのデータを活用した広告が出る代わりに、携帯料金を月額0円とするスマホを提供するアイデア。

9「Ad BATTLE~広告対戦~」(企画者:森内 大樹さん)

Web媒体上で、異なるクライアントによる広告が対戦カードのように提示され、消費者が広告の内容を評価し勝敗を決める。広告自体をコンテンツとするアイデア。

10「AdStand」(企画者:和田 真之介さん)

出先でスマートフォンの充電がなくなって困った経験から発想を得たアイデア。無料の充電スポットを設置し、充電中のスマホの画面を広告媒体として、企業が広告を出稿できるサービス。

※ファイナリストの作品はこちらから。

次ページ 「賞金100万円は、誰の手に? グランプリは10月8日に発表!!」へ続く