出荷数1.5倍 売り上げ伸長に不可欠の「QUOカードPay」

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ここぞ、というときに商品の売り上げを伸ばす際、強い味方になるクローズドキャンペーン。その事例は数多あるものの、企画自体が話題になったり、商品体験まで昇華させているケースは少ない。「ペヤング」を例に、ファンに喜ばれるキャンペーン手法を学ぼう。

 

商品の購入を促し話題を広げるのにも一役

まるか食品は2019年6月24日、「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAXQUOカードPay」を発売した。出荷数は、当初予定していた数の約1.5倍に到達。「お盆前には24時間体制で工場を動かすことになった」と、まるか食品製品開発課の小島裕太氏は明かす。

パッケージに大々的にコアラのキャラクター「クオ」と「ペイ」を掲載。商品が女性や主婦にも気軽に手に取れるようにした。

当たりの場合、パッケージ内に封入されていた金色のカード。これ自体が好評で、カード欲しさに何度も購入した人も少なくなかった

同時期には、「GIGAMAX激辛」や「マヨネーズMAX」も発売。「GIGAMAX QUOカードPay」はこれら2商品と比べ、出荷数が上回った。

ポイントは、商品名にもある「QUOカードPay」。「GIGAMAX QUOカードPay」は、“当たり付きカップ麺”と言えそうな商品で、額面1000円の「QUOカードPay」がもらえるカードが、商品の中に入っている。当選者数は1000人。

Twitterでは、「QUOカードPayのコードは入ってなかった。そして、よくよく考えればペヤング初めて食うわ」「ペヤング超超超大盛GIGAMAX食べてみた。量がすごかったです。」

「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX QUOカードPayを近所のスーパーで発見!」といった購入者の投稿が見られた。写真付きのものが多く、購入を促すだけでなく、話題の広がりにも一役買っている。

小売り側も「QUOカードPayが当たるかも…という期待も込めて買いに来てください」「ペヤング超超超大盛GIGAMAX大量入荷 今回1000円分のQUOカードPayが当たるかも!?量とインパクトに負けるな」とプッシュ。

さらに人気動画投稿者のヒカルさんを起用、話題化を後押しした。Twitterアカウント「【公式】ペヤングPR」をフォローし、キャンペーン対象投稿をリツイートした人を対象に、〈QUOカードPay〉100万円分をプレゼントする企画だ。

〈QUOカードPay〉は、メールやソーシャルメディアのダイレクトメールなどで受け取ったURLにアクセスし、会計時にバーコード画面を提示すると、額面分利用できるというもの。スマートフォンアプリをインストールしたり、住所や銀行口座など不要な個人情報を登録したりせずに使える手軽さが売りだ。額面以上の買い物の場合は、現金と併用することもできる。

「当時は、(『QUOカードPay』の)サービスが始まったときで、これから期待のできるコンテンツで注目度が高いと感じ、採用しました。『QUOカードPay』はローソンで使用できるとのことで、お取扱いも大々的にしていただけたことも決め手になりました。そのほかの小売業さまからの引き合いも良かったと思います」(小島氏)また、今回の企画がヒットした要因について、小島氏は、「買って応募するのではなく、商品を開封した瞬間、当たり外れがわかるので、ちょっとした宝くじ感覚が味わえるように思います。遊び心を持って買えるという点が大きいのではないでしょうか」と話す。

購入後の申し込みや、シールの収集が必要なケースと比べ、抽選の手間がない上、購入~消費の間に「当選」という喜びがあると、体験価値も増す。

「それは商品も同じです。店頭で手に取りたくなるだけでなく、楽しんでいただけることを目指すのが基本。そうした目玉となる商品をしっかり売るために必要なのが、『QUOカードPay』のような施策です。結果として、出荷数が大幅に増えただけでなく、当社やブランドのことを、YouTubeやTwitterで話題にしていただけていると思います」(小島氏)


お問い合わせ
株式会社クオカード
TEL:03-3243-2225
MAIL:sales@quocard.co.jp

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