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ビームス初のライブコマース 1時間で6000人以上が視聴

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ビームス(東京・渋谷)は3月27日の夜9時より、オフィシャルサイト内の特設ページで同社初のライブコマースを実施した。販売したのはスーツやシャツ、ネクタイなど紳士服全24アイテム。約1時間の配信時間で6000人以上が視聴し、ライブコマースの配信ページを経由した収益を含むと100万円弱を売り上げた。

BEAMSクリエイティブディレクター 中村達也氏、「BEAMS F」ディレクター 西口修平氏。

同社のPR戦略部/プレス 安武俊宏氏は、「以前からライブコマースの実施を検討しており、準備が整ったこのタイミングでの開始となりました。今回は、シーズンごとに発行している弊社の媒体『MR_BEAMS(ミスタービームス)』でもお問合せを多くいただいた、Vゾーン(スーツ・シャツ・ネクタイの組み合わせ)に絞って紹介しました」と話す。

PC上から視聴する際は、ページ左部の縦長の画面でライブの様子を表示し、紹介した商品から右側に販売ページへのリンクが掲載する形式。スマートフォンの場合はそれぞれが縦に並ぶ形だ。事前に同日11時に特設ページのURLを告知した。

商品が出そろった状態。配信開始時は右側にはなにも並んでいない。

出演したのは、同社クリエイティブディレクター 中村達也氏と「BEAMS F」ディレクターの西口修平氏。両氏共にInstagramでのライブ配信の経験もあったという。「ジャケットの袖口の長さのこだわりは?」など視聴者のコメントや質問に応えながら、写真だけでは伝えきれない生地感や細部のポイント、スタイリングを紹介した。配信時は販売ページへの接続が機能しないトラブルがあったが、ライブ中に「月曜以降今と同じページから確認いただけます」と告知。現在は購入可能な状態に復旧されている。

「紹介した商品をその場で購入できるメリットだけでなく、ライブ感をお客さまに楽しんでいただけるツールになれば」と安武氏。次回以降の実施や扱うアイテムは未定だが、前向きに検討していくとしている。