Jリーグやなでしこリーグなど12リーグが加盟する日本トップリーグ連携機構(JTL)は、現在使われている「無観客試合」に代わる新たな名称をTwitter上で募集し、「リモートマッチ」に決定したと発表した。
応用案として、リモートで応援するファンのことを「リモーター」、リモートマッチの略称として「リモマ」の2つも採用したという。
JTLの市原則之専務理事は募集の意図について、「各リーグともコロナ禍の対応に追われてきたが、やっとリーグが開催できることとなった。しかし『無観客』という用語は、大変ネガティブで躍動的なスポーツのイメージにそぐわない。そこで、ポジティブな言葉に変えようと考えた」と話した。
さらにJTLの川淵三郎会長は、「『無観客試合』はそもそもクラブが問題を起こしたときに懲罰として行うもの。しかし今回の無観客試合は全く意味合いが違う。コロナウイルスに打ち勝つような無観客試合のネーミングを募集し、多数の応募をいただいた。新名称の『リモートマッチ』を、ぜひ皆さんの日頃の中で使っていただきたい」とコメントした。
募集はTwitter上で6月3日から6月9日までの1週間行われ、9156件の応募があった。集まった案を数個のグループに分け、コピーライターなどの意見も加味しながら20件ほどに絞り込み、そこから各リーグの関係者による協議で4、5点に絞り込んだという。
最終的に絞り込まれた中には、「ステイホームマッチ」「絆マッチ」「ワンハートマッチ」などがあったが、すでに社会に浸透し、わかりやすく覚えやすい言葉として「リモート」を選んだ。「リモート」を使った応募自体は100点近くあった。
この新名称は、JTLに所属する各リーグでも統一して使用される予定。オンラインで行われた発表会見には各リーグの代表者も一堂に会し、それぞれの今後のリーグ開幕に向けた意気込みが語られた。
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