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「世界に平穏が戻ったら、また日本へ」インバウンド減少を受け日本政府観光局が動画制作

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日本政府観光局(JNTO)は6月29日、世界中の旅が止まっている今、安心して旅行できるようになった際には日本を訪れてほしいという思いを込め、Web動画「hope lights the way」を公開した。

JNTO「hope lights the way」

描かれるのは、沖縄の海、京都の龍安寺、東京の浅草寺など日本各地の名所。冒頭には、「Beyond the clouds, there will be light」(雲の向こうには、いつも光がある)というコピーが、そして、「hope lights the way」(希望が道を照らす)というコピーで映像は終わる。

JNTOは、この動画に下記のようなコメントを寄せている。

Beyond the clouds, there will be light. Stay inspired in these unprecedented times. Keep dreaming of places and experiences you will still have. Believe that there will be a time, when we all are free to explore again. Remember, Japan is always here waiting for your adventure.

 
(意訳)
雲の向こうには、光がある。かつてない時代の最中でもインスピレーションを持ち続けてください。あなたが夢見る場所や経験を、持ち続けてください。またいつの日か、私がたちが自由に飛び回れる時が来ると信じてます。日本はいつも、ここであなたの冒険をお待ちしています。

この動画の制作を手がけた猿人 ENJIN TOKYO クリエイティブディレクター 野村志郎さんは、次のように話す。

「コロナ禍でインバウンドの旅行者が99.9%の落ち込みと報道されている中ではありますが、世界に平穏が戻ってきた際にはまたいつか日本に訪れてくださいという思いを込めています。今の状況では撮影で全国を回ることはできないので、すべて昨年までに撮った素材を再編集して作りました。動画の中で多くを語ってはいませんが、『beyond the clouds, there is always light』(雲の向こうには、いつも光がある)『hope lights the way』(希望が道を照らす)というメッセージを世界の多くの方に届けられればと思っています」。

現在、各国の政府観光局がSNSなどで「#TravelTomorrow」というハッシュタグを付けて「いつの日かまた旅行にお越しください」と呼びかけるムーブメントが起きている。このWeb動画では、ハッシュタグを使っているわけではない。しかし、「旅の素晴らしさを伝える」という根底にある思いは共通していることから、日本からもメッセージを発信することになった。

各国政府観光局の映像

ポルトガル「Can’t Skip Hope」
南アフリカ「Don’t travel now so that you can travel later」

スタッフリスト

企画制作
猿人 ENJIN TOKYO+kirameki
CD+企画+演出
野村志郎
コミュニケーションデザイナー+PR
黒川雅洋
PR
小泉楓、中村駿介、熊野智晃
PM
長谷川万里杏
プロダクションアシスタント
宮島健
演出
大澤健太郎
DoP
小針亮馬
撮影
廣瀬竜二、普光江新、長田勇、ZIGA
ドローン
中村剛、江本悟、安次嶺純、後藤純一
編集
市原賢治、栃澤孝至
カラリスト
根本恒
音楽
audioforce
SE
太田昌孝
ロケCRD
平井尚悟(京都)、瀬利重成(九州)、小原乃里子(九州)、尾崎佐織(沖縄)、附田哲也(北海道)

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター