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企業の理念をくみ取り、ビジュアルで表現「デザイン思考型VI」とは?

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1960年に設立された、たき工房はグラフィック広告に強みを持つ制作会社として実績を重ねる中で、近年はブランド戦略にも強みを発揮しています。60周年を迎え、デザインの力でより企業や社会に貢献していこうと、「デザインエージェンシー」を標榜し、活躍の場を広げる同社。コミュニケーション環境の変化に合わせて進化を遂げてきた、たき工房の“今”を象徴する、各部門に編集部が迫ります。今回は、ブランディング支援の中核を担う「デザイン思考型VI」。ブランド戦略の核となるコーポレート・アイデンティティ(CI)。それをつくるのはマインド・アイデンティティ(MI)、ビヘイビア・アイデンティティ(BI)、そしてビジュアル・アイデンティティ(VI)です。グラフィック制作に強みを発揮する、たき工房だからこそのブランディング支援の中核を担う「デザイン思考型VI」とは?

クリエイティブユニット1
ブランドデザイン部 ディレクター
木野村 繁則氏

木野村繁則さんのパーパス
企業の思いが伝わるVIで企業と人、社会を繋げたい。

 

前回紹介したブランドデザイン部は、たき工房の中でアウターだけでなく、インナーも含めたブランディング支援を行うチームだ。同部でVI専門のチームに所属するのが木野村繁則氏だ。

木野村氏は「企業・ブランドの存在意義をユーザーや社会に対して浸透させるものがVI。企業側のみの視点だけでなくユーザー視点の要素も必要」と話す。

そこで、たき工房が意識しているのが「企業視点・ユーザー視点の両方を踏まえて考える」「お客さまと制作側でのコミュニケーションを大事にする」「柔軟な発想で検証や改善を重ねる」の3点。「VIは見た目や感覚だけで表現するのではなく企業視点・ユーザー視点を踏まえて作成し、制作した後の運用も踏まえ、つくり上げることが大切だと考えます」と木野村氏は話す。

たき工房のお仕事拝見! デザイン思考型VI

■VIから派生する社内連携の図
広告制作・プロモーションやWeb制作、ブランディングの各チームとも連携することで、VIの効果と可能性を高めるシナジーを生み出せるところが、たき工房の強み。

ロゴをはじめとするVIは、まさに企業にとって顔となる存在。「企業の理念や人格を知るためのヒアリングをしたうえで、VIの中核となるロゴを制作。さらに、それぞれの会社の内容に合わせて、運用マニュアルも作成していきます」(木野村氏)。

そこから、CI戦略全般を支援してほしいとなれば、前述のパーパスブランディングと連携。さらに、そこから派生してWebサイトや動画をつくりたいといったときにも、たき工房社内の各専門チームと連携し、企業の理念を踏まえたクリエイティブ開発まで一気通貫で支援することが可能だ。

「VIは企業にとって、顔となる存在です。VIで企業の理念や考えを適切に表現でき、なおかつそのVIが多様な場で展開されていけば、消費者の方たちに、その企業の人格まで伝えることができる。VI戦略は即効性の高い施策ではないかもしれませんが、長く運用していくことで、その価値をご理解いただくことが多く、そこにVIに携わる仕事のやりがいを感じています」(木野村氏)。



▶︎本記事の「デザイン思考型VI」サービスの事例など詳細はこちら
株式会社 たき工房
TEL:03-3543-7551
MAIL:info@taki.co.jp
URL:https://www.taki.co.jp/