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不確実な今こそ求められる、消費者を動かすインフルエンサーマーケティング — SIMCウェビナーレポート

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株式会社宣伝会議では6月9日、10日、11日の3日間にわたり、「SIMCウェビナーウィーク」を開催。
SIMCは「宣伝会議インターネットマーケティング&クリエイティブフォーラム」の頭文字をとったもので、昨年まで開催してきた「宣伝会議インターネットマーケティングフォーラム」のテーマをバージョンアップしたもの。
例年、オフラインで開催をしてきたが今年は初めて全講演をウェビナーで実施した。
今年のテーマは「BtoCからBwithCwithCへーブランドが今、人と人とのつながりのためにできること」。
マーケティング活動を支える注目企業が登壇し、今後必要となるアイデアや手法、テクノロジーについて、その導入や実践方法を解説した。本記事では、その講演の一部をレポートする。

THECOOの執行役員 中山顕作氏。インフルエンサーマーケティング成功のポイントを示し、解説した。

近年、人気のインフルエンサーマーケティングに対し、ネガティブイメージを抱くマーケターは多い。しかし、「正しくインフルエンサーを起用し、プランニングを行えば、企業の強い武器になる」とTHECOOの中山顕作氏は話す。

THECOOは、インフルエンサープランニングから、分析のためのツール提供、インフルエンサーのマネジメントも行い、インフルエンサーマーケティングをトータルサポートするプロフェッショナル集団だ。多くのマーケターは、インフルエンサーをリーチや話題化のためのメディアとして捉えがちだが、本質はそこではない、と中山氏。インフルエンサーの価値はターゲットに対し、家族や友人並みに近い距離感で働きかけ、その熱量まで伝播できることだという。中山氏は、インフルエンサーマーケティングを成功に導く3つのポイントを解説した。

ひとつはデータを起点にして企画・ストーリーを設計することだ。マーケティング課題の解決から、コミュニケーションターゲットの選定、企画内容、インフルエンサーのキャスティングに至るまで、データを基に設計するため、より高い効果につながり、継続的なブランド成長のための施策にもなり得るという。

2つめはインフルエンサーの視点を生かし、新たなニーズを創出すること。時代の変化とともに売上が減少した商品でもインフルエンサーの視点から新しいニーズが見出され、発信されることにより、新たな顧客層の開拓につなげられるという。

最後に、ブランドに対するインフルエンサーの熱量を高めることだ、と中山氏。ブランドに合ったインフルエンサーを起用するだけでなく、インフルエンサー自身が能動的に参加したくなったり、ブランドに好意を抱いてもらえるような企画を設計することで、より効果の高い施策が実現できるとした。


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