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今考える、ソーシャルエンターテイメントの価値とは — SIMCウェビナーレポート

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株式会社宣伝会議では6月9日、10日、11日の3日間にわたり、「SIMCウェビナーウィーク」を開催。
SIMCは「宣伝会議インターネットマーケティング&クリエイティブフォーラム」の頭文字をとったもので、昨年まで開催してきた「宣伝会議インターネットマーケティングフォーラム」のテーマをバージョンアップしたもの。
例年、オフラインで開催をしてきたが今年は初めて全講演をウェビナーで実施した。
今年のテーマは「BtoCからBwithCwithCへーブランドが今、人と人とのつながりのためにできること」。
マーケティング活動を支える注目企業が登壇し、今後必要となるアイデアや手法、テクノロジーについて、その導入や実践方法を解説した。本記事では、その講演の一部をレポートする。

ALPHABOATの届ける「ソーシャル・エンターテイメント」とは、SNS時代に最適化したコンテンツを、ブランドメッセージとともに消費者へ伝える新しい概念。

コロナ禍では、リモートワークなど「密」を避ける動きが進み、以前より人と直接会うことは少なくなった。この状況を受け、現在は「ライブ配信文化が 形成され、個人のメディア化がより進行した」とALPHABOATのチーフエヴァンジェリストである堀野勝也氏は解説する。

ALPHABOATは、オンライン・オフラインにかかわらず、SNS時代に適したエンタメやコ ンテンツを、クライアントのブランドメッセージとともに消費者へ伝える新しい概念、「ソーシャル・エンターテイメント」を届けるストーリーテラーだ。BtoCの事例としてアーティス トの生配信ライブなども手がける。同社がプロデュースしたAAAのSKY-HIのライブではYouTubeの同時接続数が2万を超え、Twitterでもトレンド入りしたという。

堀野氏は講演の中で、著名人やインフルエン サーのライブ配信がコンテンツ化する現代の動 向について解説。動画配信プラットフォームの 垣根が消え、「個人」というメディアからのコンテンツ発信に注目が集まる時代になっている、と自身の考えを述べた。

「今後の消費者とのコミュニケーションでは、消費者の琴線に触れるブランドメッセージを、配信プラットフォームの枠を超えたエンターテイメントの中でどう伝えていくのかが課題だ」(堀野氏)。ブランドのことを第一に考えるのではなく、「何を伝えるのか」「誰に発信してもらいたいのか」という、メッセージファーストの視点からブランドメッセージを発信することが大切だという。

ALPHABOATが届けるソーシャル・エンターテイメントの価値は、SNS時代に合う「コンテンツ」という形で、ブランドのメッセージを届けられるところにある、と講演を締めくくった。


ALPHABOAT合同会社
MAIL:abpr@scdigital.co.jp