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AIを駆使したSNS分析の応用術~アクションにつながる消費者インサイトの活用事例 — SIMCウェビナーレポート

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株式会社宣伝会議では6月9日、10日、11日の3日間にわたり、「SIMCウェビナーウィーク」を開催。
SIMCは「宣伝会議インターネットマーケティング&クリエイティブフォーラム」の頭文字をとったもので、昨年まで開催してきた「宣伝会議インターネットマーケティングフォーラム」のテーマをバージョンアップしたもの。
例年、オフラインで開催をしてきたが今年は初めて全講演をウェビナーで実施した。
今年のテーマは「BtoCからBwithCwithCへーブランドが今、人と人とのつながりのためにできること」。
マーケティング活動を支える注目企業が登壇し、今後必要となるアイデアや手法、テクノロジーについて、その導入や実践方法を解説した。本記事では、その講演の一部をレポートする。

Talkwalkerは、プロモーション領域だけでなく、ブランド保護や効果測定でも有効に活用できる。

マーケティングにおけるソーシャルメディアの活用に重点が置かれるようになった昨今、「SNS上で起こっていることが、リアルタイムで把握しきれていない」という声が多くあがっている。本講演ではTalkwalkerの前岡愛氏、大広の越智稔氏、沖花智之氏の3名がSNS分析を通じたインサイト把握、アクションプランへの活用について解説した。

Talkwalkerは、SNSやオンラインメディア上で起きていることを、リアルタイムのデータで見ることができる分析ツールだ。AIを駆使した投稿内容のポジ・ネガ判別や全体の傾向把握・分析が可能。大広の両氏も、クライアント支援において重宝しているという。

「これまでは広告会社として、キャンペーンやイベント実施時のレポートでの活用が多かったが、最近は企業のSNSアカウント運用の仕事も増えている。コロナ禍のような変化が激しく、かつセンシティブな状況下では、企業の情報発信すべてにおいて、Talkwalker でのSNS 分析を通じて、世間で何がNGとされているのか、文脈や空気感などをふまえておくことが欠かせなくなっている」(沖花氏)。

通常認識しきれないような、特定のハッシュタグやブランド名「以外」でのオーガニック投稿も増加傾向にあるが、Talkwalkerはテキストだけでなく画像や動画データも認識できるため、把握することができる。これはBtoCだけでなく、BtoBでも企業のロゴなどが適切に使われているか、などのブランドマネジメントの側面からも有用である、と越智氏。

競合のアカウントとの比較も可能なダッシュボード機能を社内外のステークホルダーと共有することで、共通の認識・評価軸をもったうえで、中長期的にクライアントの成長に貢献できると両氏は語った。


Talkwalker Japan
TEL:03-4571-1579
MAIL:a.nishikawa@talkwalker.com
URL:www.talkwalker.com/jp