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今こそ実現すべきMX、DX時代に求められるMXとは — SIMCウェビナーレポート

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株式会社宣伝会議では6月9日、10日、11日の3日間にわたり、「SIMCウェビナーウィーク」を開催。
SIMCは「宣伝会議インターネットマーケティング&クリエイティブフォーラム」の頭文字をとったもので、昨年まで開催してきた「宣伝会議インターネットマーケティングフォーラム」のテーマをバージョンアップしたもの。
例年、オフラインで開催をしてきたが今年は初めて全講演をウェビナーで実施した。
今年のテーマは「BtoCからBwithCwithCへーブランドが今、人と人とのつながりのためにできること」。
マーケティング活動を支える注目企業が登壇し、今後必要となるアイデアや手法、テクノロジーについて、その導入や実践方法を解説した。本記事では、その講演の一部をレポートする。

『Multilingual Experience 外国人戦略のためのWEB多言語化』Wovn TechnologiesはMXに関する書籍も出版している。

世界のインターネットユーザーは45億人を超えた。しかし、インターネットにおける日本語ユーザーは全体の3%にすぎないという統計結果が明らかになっているという。日本は、国内在留外国人が約300万人に達するなど、「外国人と共に働き、サービスを提供する時代」が到来している。

そこで本講演では、Wovn Technologiesの小林弘佑氏が、日本において今後必要となる、外国人の顧客・従業員に対する多言語体験(MX:Multilingual Experience)について言及した。外国人市場は大きく2つに分類される、と小林氏。

ひとつは「インターネットにおける外国人市場」だ。インターネット上の日本語ユーザーの比率について先述したが、世界の公用語と呼ばれる英語でさえも、利用率は全ユーザーの約25%であり、残りを非英語圏のユーザーが占めているという。このことから「インターネットの市場傾向は非英語圏にシフトしており、非英語圏のユーザーへ向けてのサービスを提供することが必要となっている」と小林氏は話す。

2つめは「母国以外に住む外国人」。現在、日本は世界で7番目に移民の多い国とされているが、日本は多言語化への移行が遅れており、日本に住む外国人に対しての顧客体験(CX)と従業員体験(EX)の提供にも影響が出ているという。

そこで小林氏は「多言語体験(MX)」の提供という新しい手段を提案。世界的に後れを取る日本の多言語化における課題解決につなげられるものとしている。「世界中の人が、すべて のデータに、母国語でアクセスできるようにする」というミッションも掲げ、多言語体験の重要性を語った。


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