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PARTY新会社、バーチャル観戦アプリをJリーグクラブに提供

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クリエイティブ集団PARTYは、サッカークラブ向けのアプリなどを提供する新会社「Stadium Experiment(スタジアム・エクスペリメント)」を設立した。第1弾として、Jリーグの北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアとパートナーシップを締結。9月から順次、各クラブのバーチャルでの観戦を実現する「スタジアムアプリ」を開発・提供する。スタジアムとサポーターの熱狂を可視化し、サッカー観戦の体験向上をサポートすることが狙い。

アプリ内ではサービス内通貨である「サポート」を購入でき、選手やプレーに対して、デジタルグッズを介した応援を届けることができる。またCyberHuman Productionsと提携し、3Dスキャン技術を活用して選手やサポーターのアバターを作成する3Dアバター機能(一部のクラブで実施)を提供する。さらにサッカーの試合当日にスタジアムに来場すると「サポート」を入手できるチェックイン機能も搭載した。

サポーティング機能のイメージ。選手も3Dアバターで表示されている。

本格提供に向けて、9月5日からJFL 奈良クラブで試験運用を開始する。

JFL 奈良クラブの専用アプリ「エヌゴー」

奈良クラブ 代表取締役社長 浜田満氏は、「サポーターの皆さまにはこれまでにないサッカーの楽しみ方を一緒に体験し、奈良クラブならではのアプリにしていければ」と話す。

また、Stadium Experiment CEO 伊藤直樹氏は、「スタジアムで観戦するサポーター、リモートマッチで応援するサポーター、すべてのサポーターの『応援を届ける体験』をつくりだし、クラブ・選手との新しい関係を生み出す壮大な実験に、ぜひ参加していただきたい」とコメントを寄せている。

左上から各クラブ専用アプリ、北海道コンサドーレ札幌「スタジアム コンサドーレ」、清水エスパルス「エスパルス スタジアム」、サンフレッチェ広島「サポルタ」、FC町田ゼルビア「ゼルスタ」