小学生・中学生・高校生を対象とした進学塾を運営する早稲田アカデミーでは、今年4月にコロナ禍に対応したオンライン授業の告知以降の広告に、中学生になった3D「ちびまる子ちゃん」をキャラクターに起用。そして、この秋から始まった冬期講習会の告知広告には、「ちびまる子ちゃん」の親友「たまちゃん」が登場している。
今回、たまちゃんを起用したのは、受験を控えた時期に、そしてコロナ禍で不安やストレスが高まるなかで、一緒にがんばる仲間がいることの価値を伝えること。まる子とは対照的に真面目な「たまちゃん」のキャラクターを生かしながら、「いっしょにがんばる人がいるって、いいよね。」「こう見えて、静かに燃えているワタシです。」など、ターゲットの心に寄り添ったメッセージで交通広告を展開している。キャッチフレーズは、「まる子も、たまちゃんも、本気になる。」。
「たまちゃん」の3D制作にあたっては、膨大な小学生時のデータから、中学生に成長した顔と胴体の比率を割り出し、3Dモデリング化。特に髪型や髪の質感、メガネの質感などの微細なテクスチャーにこだわり、キャラクターを浮き彫りにしたうえで、リアリティとまる子との対比を表現している。なお、2人が着ている冬のセーラー服は、作者さくらももこさんの出身校の制服を参考にした。
本キャンペーンは、新宿、池袋、渋谷など首都圏のターミナル駅を中心に展開されている。
広告制作スタッフ
- 企画制作
- ADKマーケティング・ソリューションズ、ADKクリエイティブ・ワン、CHERRY、RABBIT、クリエイターズグループMAC
- CD+C
- 三井明子
- AD
- 増田総成
- D
- 中戸健司
- 3D制作
- 重松淳也、TANGE FILMS
- CPR
- 林美将
- PR
- 鈴木聡倫
- AE
- 碓井淳、坂口友規、一杉卓磨、勝部僚介、吉田博史、工藤壮志、神有香
ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター
新着CM
-
広告ビジネス・メディア
22年度の広告の苦情、医薬部外品が過去最多 No.1表示やおとり広告も問題に
-
AD
販促コンペ事務局
販促コンペ応募受付中!あなたの企画を企業が直接審査します!
-
クリエイティブ
「コピーライターとして生きていこう」と決めた日から、続けてきたことと考えてきたこ...
-
AD
マーケティング
FRACTAが推進する、 新時代の「ブランド成長支援」 ―「FRACTAインター...
-
クリエイティブ
70年代の資生堂の雑誌広告150点展示 ビジュアルとコピーの間の余白魅せる
-
販売促進
「第37回 全日本DM大賞」入賞作品展開催 6月9日まで
-
クリエイティブ
大人の女性の心配ごとを絵本のようなアニメーションで表現、「 ロリエ さらピュア吸...
-
マーケティング
味の素、ブレイキン日本代表強化選手のShigekixと契約 パリ五輪新競技で注目
-
AD
特集
生き残るためのブランド戦略