コロナ禍で生まれた世界中のクリエイティブ作品を集めた企画展「コロナ禍のクリエーション」が11月24日から、NHKプラスクロスSHIBUYA(渋谷スクランブルスクエア 14階)でスタートした。会期は2021年1月17日まで。企画とプロデュースは、クリエイティブ・スタジオのWhateverが手がけている。
人類にとって歴史上稀にみる緊急事態となった、新型コロナウイルス感染症。世界中が「ステイホーム」で活動を自粛することで、日常生活にさまざまな制約が課せられ、多くのイベントは延期、中止を余儀なくされた。それでも人々はこの困難を乗り越えるため、そして苦しみの中でも楽しむことを忘れないため、クリエイティビティを駆使してさまざまな表現を生み出し続けている。
本展では、そんなコロナ禍だからこそ生まれたクリエーションを世界中から集め、展示する。稽古から上演まで一度も合わずに活動するフルリモート劇団の劇団ノーミーツ「門外不出モラトリアム」や、100年以上の歴史を持つ自転車レースをバーチャルで初開催した「バーチャルツール・ド・フランス」などを紹介。ほかにも、手洗い習慣やソーシャルディスタンスなどの感染症対策をアイデアで解決するクリエーションの数々が登場する。
企画とプロデュースを手がけたのは、クリエイティブ・スタジオ Whatever。同社からは、遠隔でロボットを操作することで展示鑑賞をオンラインで楽しめるシステム「ROBOT VIEWING」や、自分の描いたらくがきに命が吹き込めるアプリ“らくがきAR”のエンジンをつかったアマビエを描く体験コーナーなどが出品されている。
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