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ジュパンッぴゅわぁぁで性能を表現 パナソニックの「ジアマトペプロジェクト」

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パナソニックは、同社が販売する次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の性能と効果を広告上で伝えるための「ジアマトペプロジェクト」を実施。3月29日、Webサイトを公開し、交通広告を掲出した。

Osaka Metro御堂筋線梅田駅の北改札内(梅田ロングセット)に4月4日まで掲出された。

「ジアマトペ」は、オノマトペを用いて「ジアイーノ」の性能と効果を訴求するためのプロジェクト。企画の背景には、効果や効能が目に見えないため、ジアイーノならではの特長をうまく表現できないことがもどかしかった、という理由があった。

そこで、次亜塩素酸が菌に作用する様子をオノマトペとして表現できないかを検討し、コピーライターがおよそ300のオノマトペを開発。しかし「次亜塩素酸だからこそ」の表現には至らなかったため、同プロジェクトでは、約40年にわたり日本語の語彙研究をしている明治大学文学研究科 小野正弘教授の協力を仰いだ。

開発にあたり小野教授は、「1:オノマトペの持つ、『心に直接訴えかける力』を発揮させる」「2:感覚的ではあっても、理論的な裏付けが必要。しかし、理に落ちすぎると力を失う」「3:既存のものではないが、しかし、奇異過ぎない自然なもの」という3点に気を付けたという。検討の末、「ジュパンッぴゅわぁぁ」「ジュピッぴゅあぁぁ」「ジュフゥ~ッしゅあ~ん」の3案に絞られ、最終的に「ジュパンッぴゅわぁぁ」が選定された。

オノマトペ制作の背景については、3月29日から特設Webサイトを公開している。

広告は、Osaka Metro御堂筋線梅田駅の北改札内(梅田ロングセット)にロングポスターを掲出。また、業務用ジアイーノ設置店舗から募集・選定された東京・大阪の飲食店3店舗では、入店音として使用された。いずれも掲載期間は3月29日から4月4日まで。

スタッフリスト

企画制作
パナソニック+大広+大広WEDO+エイトビート+ステッチ
ECD
田村俊樹
CD
大谷洋、加藤裕希
企画+C+CD
吉岡由祐
企画+C
畠山侑子、塩脇生成
AD
平岡伸一
Sound Pr
一宮伸聡、堀修生
AE
嶋崎崇幸
WEBプロデューサー
尾川達哉、中山芽衣
WEBディレクター
中島健
WEBデザイナー
阿部光徳
オノマトペ開発
小野正弘

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター