「創味シャンタン」・「創味のつゆ」・「創味だしまろ酢」などで知られる創味食品は、家庭用では初めての洋風調味料となるパスタソース「Haconese（ハコネーゼ）」の発売を開始した。4月1日からオンエアされているテレビCM「さんまの休日」篇には、パスタの本場イタリアを舞台にした名作『ローマの休日』の名シーンが登場。明石家さんまさんとオードリー・ヘップバーンが共演している。

 
CMで描かれたのは、『ローマの休日』においてグレゴリー・ペック演じるジョーが、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女を驚かせようと、“真実の口”に入れた手が抜けなくなるフリをするという有名なシーン。本CMでは明石家さんまさんがまさにジョーの役さながら、真実の口から手が抜けなくなるシーンを演じている。そして、真実の口から手を引き抜いた後、「ハコネーゼ」を手に「一緒に食べる？」とヘップバーンに問いかける。キャッチフレーズ「その休日を、もっと素敵に。」のナレーションが流れた後、最後にさんまさんは一言、「箱がないから、ハコネーゼ」。

「すでに、競合商品が多数存在するこのジャンルでは、商品の本格感を伝えるだけでなく、強く存在感をアピールできる、そんな企画が必要だと考えました」と、クリエイティブディレクター 山崎雅之さん。

そこでたどり着いたのが映画『ローマの休日』だった。

「まさに、パスタの本場をイタリアを舞台にした、世代を超えた不朽の名作です。さらに、これまで創味食品のCMに出演いただいた国民的スターの明石家さんまさんと、往年の名女優であるオードリー・ヘップバーンの時代を超えた共演は意外性もあり、話題になると考えました。

とはいえ、『ローマの休日』にさんまさんという前代未聞のコラボレーション。映画とさんまさんの合成をいかに成立させるかという技術的な面はもちろんですが、作品をリスペクトしながらも、サービス精神旺盛なさんまさんのパーソナリティをどういかすか。セリフや商品の見せかたまで丹念に検証し、いい読後感になるようバランスをとりました」（山崎さん）

完成したCMは、パスタソース「ハコネーゼ」の本格感をチャーミングに伝え、まるで実際に共演しているかのようなインパクトのある映像に仕上がっている。

「実際の映画のようなシリアスな前半の演技と、商品を出した後のさんまさんらしいコミカルな演技のギャップにもご注目いただければと思います」（山崎さん）