コピーライターの石原雅晴氏が4月22日、死去した。85歳だった。
神奈川県横須賀市生まれ。明治大学卒。日本デザインセンター入社。コピーライター、クリエイティブ・ディレクター、総合戦略室を経て独立し、「石原雅晴クリエイティブ・ディレクションズ」を立ち上げた。
手がけた業種は、自動車、電器、光学、飲食品、酒類、生保、繊維、流通など。広告だけでなく、商品開発から総合キャンペーンの構築までを手がけた。主な仕事に宝酒造「松竹梅」、ホンダ「スーパーカブ」、東芝、伊勢丹など。環境問題への関心も高く、東京海上日動火災保険のマングローブ植林活動「海の森づくり」キャンペーンにもかかわった。
TCC賞、朝日広告賞、ACC特別賞など多くの賞を受賞。宣伝会議コピーライター養成講座の講師を長年にわたって務めた。著書に『発想するコピーライティング』(2002年、宣伝会議)。
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