※月刊『宣伝会議』7月号(6月1日発売)では「「ネット広告の体験品質」課題と対策」と題し特集を組みました。ここでは、本誌に掲載した記事の一部を公開します。
守りだけでなく、攻めの文脈で活用が可能
オラクルが提供するアドベリフィケーションソリューション「Moat by Oracle(以下Moat)」は、「アドフラウド」「ビューアビリティ」「ブランドセーフティ」の三軸を指標とし、同社が保有する様々なシステムとの連携により、デジタルマーケティング全体の効率化を可能にする。
「Moat」の特徴は、まずビューアビリティについて多角的な計測が可能なことにある。広告が表示されているかどうかの「オンスクリーン時間」だけではなく、マウスオーバーの有無といった「インタラクション率」、音声付きで再生された「オーディブル率」、セグメント別のエンゲージメントといった、あらゆる形式のアテンションを計測。クリエイティブの注目度やキャンペーンの効果を分析することにより、広告予算の最適化とパフォーマンスの向上を図る。「不適切な掲載面を排除し、ブランドの安全性を担保するという“守り”だけではなく、ポジティブな“攻めの文脈”で使ってもらえることが最大の特徴」と、Oracle Advertisingのシニアアカウントマネージャー谷野百合佳氏は話す。
また、ブランドセーフティについては、その高い言語解析アルゴリズムを活用したページレベルでの解析が強みだ。「Moat」では、同社が提供するクッキーレスのコンテクスチュアルターゲティングシステム「Oracle Contextual Intelligence」と接続。キーワードではなくコンテキストに応じた、リアルタイム解析により、ブランド保護だけではなく、より効果的なターゲティングも行うことができる。
さらにアドフラウド対策では、1日に600億インプレッション、世界中の2200億のデータポイントをモニタリングし、不正トラフィックやbotをいち早く検出してブロックする。これらは、同社が従来から持つデータベース構築で培われたテクノロジーによるものだ。
現在こうしたソリューションはWeb上の広告に対して使用されるケースがほとんど。しかし、OTT(オーバーザトップ)やCTV(コネクテッドTV)が主流のグローバルでは、インターネットに接続されているPCやモバイル以外のデバイスにおいても、ブランド毀損や不正アクセスの問題はすでに発生している。
今後の日本国内での普及に併せた取り組みも見込んでいるという。
お問い合わせ
日本オラクル株式会社 Oracle Advertising
MAIL:odc-info_jp@oracle.com
新着CM
-
販売促進
串カツ田中HD、各店舗にスポンサー制度導入へ 地域密着や従業員還元目指す
-
販売促進
サブスク方式で出店ハードル緩和 東急プラザに今夏新たな商業施設が誕生
-
AD
販促コンペ事務局
販促コンペ応募受付中!あなたの企画を企業が直接審査します!
-
広報
松尾製作所、エンタメ性打ち出した公式HPへ刷新
-
広報
従業員の行動が変わる社内広報とは?パーパス浸透策ほか、AI活用法も/広報会議7月...
-
AD
クリエイティブ
クリエイター職と子育ての両立支援 社員の自己実現を 質の高い仕事に繋ぐ ー ハド...
-
クリエイティブ
熊本県立大学の学生が地元の魅力伝える映像制作 AOI Pro.がサポート
-
AD
特集
デジタルで、この国の新しい基本をつくる。―オプト―
-
クリエイティブ
2.5次元俳優を起用してライブ配信 別府温泉でZ世代向け観光DX実証プロジェクト