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TUGBOAT 岡康道氏の軌跡を言葉と映像で綴る展示、10月20日より開催

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2020 年 7 月、63 歳の若さで急逝したクリイティブディレクター 岡康道氏。その軌跡をたどる催し「Oka Yasumichi 1956-2020 His walks/words/works」が、10月20日から東京・表参道スパイラルガーデンとスパイラルホールで開催される。主催は、TUGBOAT。

本展は、「words フロア」(スパイラルガーデン)と「worksフロア」(スパイラルホール)で構成される。「words フロア」では、岡氏が放った言葉の数々と岡氏のために綴られた言葉たちを中心に構成される。寄稿者は、秋山晶、小田桐昭、野末敏明、安藤輝彦、佐々木宏、中治信博、前田良輔、中島哲也、村井敏雄、服部一成、サノ☆ユタカ、関口現、小田嶋隆の13名。また岡氏の写真や愛用品、著作物なども展示する。

「worksフロア」では、岡氏が手がけた仕事を閲覧できるブースを設置している。

岡氏は、1956年佐賀県に生まれ東京で育つ。早稲田大学法学部卒業後、電通に入社。CMプランナーとしJR 東日本「その先の日本へ。」、サントリー「モルツ球団」などの広告キャンペーンを多く手がける。1997年JAAAクリエーター・オブ・ザ・イヤー受賞。1999年TUGBOATを設立。以降、TOYOTA、大和ハウス、サントリー、NTTドコモなどのテレビCMを手がけている。

岡康道氏

本展にあたり、TUGBOAT 川口清勝氏、多田琢氏、麻生哲朗氏は「『岡康道という人間に出会えてよかった』、そう思っていただける時間と空間です。今一度、岡康道の作品や言葉に触れて、 その記憶を心に強く残していただけたら、 きっと岡も喜ぶと思います」とコメントしている。

電通時代の初期の作品から、日本初のクリエイティブエージェンシーTUGBOATを立ち上げ、晩年までの40年に及ぶ制作活動で残された作品や言葉たちは、未だに広告関係者へ与える影響は大きい。本展は岡氏が広告界に残した軌跡を見ることができる、またとない機会となるだろう。

Oka Yasumichi 1956-2020 His walks/words/works
・会期:10月20日(水)〜10月24日(日)
・会場:スパイラルガーデン(1F)、スパイラルホール(3F)
・時間:11時~20時(最終日のみ18時まで)
・入場無料