アドベリフィケーションツールを提供するIntegral Ad Science(インテグラル アド サイエンス、以下 IAS)は、「メディアクオリティ レポート2021年上半期版」を公開した。同レポートは日本を含む世界20カ国を対象に、デジタルメディアのパフォーマンスと品質を調査。デジタル環境におけるアドフラウド、ブランドセーフティ、ビューアビリティに関するグローバルなベンチマークを提供するもの。
レポートによると、2021年上半期におけるディスプレイ広告のビューアビリティ水準は、 ウェブ環境全体で低下。 世界全体におけるディスプレイ広告のビューアビリティは、 デスクトップで前年比2.4ポイント減、 モバイルウェブで同3.3ポイント減という結果に。
日本におけるビューアビリティも低下傾向を示し、デスクトップディスプレイでは54.8%(世界平均は69.5%)、モバイルウェブディスプレイでは45.4%(世界平均は64.3%)のビューアビリティ率となり、世界最低水準を記録した。
日本のアドフラウド対策実施率はデスクトップディスプレイで0.2ポイント減となり、 アドフラウド率は2.6%(世界平均は1%)を記録。このアドフラウド率は調査対象国の中で、2番目に高い数値となった。
また2020年上半期と比較し、2021年上半期はモバイルウェブディスプレイのアドフラウド率は世界平均で0.5%から0.4%に減少したが、日本はディスプレイが2.3%、 動画が2.9%で、依然としてモバイルウェブ環境のアドフラウド率が高いことがわかった。
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