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少し不完全な方が推せる?企業やブランドが“推し”は29% 読売広告社が調査

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読売広告社は9月28日、29日に全国の15~59歳男女8,432名を対象に、「“推し”についての実態把握調査」をインターネットにて実施した。同社では、「推し」を読み解くことで今の時代のニーズをつかむ取り組みを進めており、本調査はその一環で行われた。

調査によると、「推しがいる」と回答した人は、10~50代男女という幅広い層においても55%にのぼり、推している対象はアイドルやキャラクターにとどまらず、「企業」や「動物」、先輩やクラスメートといった 「身近な人」、さらには「建築物」などにまで拡がる結果となった。

「推し」は急速に一般化しており、その対象は「企業」や「身近な人」などにまで拡がりを見せている。

また、「推しがいる」と回答した1000名の中で、「推し」と「好き」が違う意味の言葉だと捉えている人は43%にのぼった。推しに対して、「好き」という感情に加え「育てる」「貢献する」など特有の感情を持つ人も見られたという。

推しの対象として「企業」や「ブランド」を挙げた人は29%となり、「完璧であるよりも、少し不完全な部分がある」方が、推せると思われやすいことがわかった。

「完璧で非の打ち所がない」「そのジャンル・業界のリーダー的存在」よりも、「こだわりやポリシーがある」「くじけてもあきらめない」といったブランド・企業の方が推せると思われやすい傾向があるという結果となった。

同社は今後も「推し研究」を進め、企業やブランドと生活者が理想的な関係性を築くヒントを提供していくという。