ユニクロ、ロシア事業を一時停止 継続判断から一転

ファーストリテイリングは3月10日、「ユニクロ」のロシア事業の一時停止を決定したと発表した。7日時点では、衣類は生活必需品として、事態を注視しつつ、事業継続するとしていた。

ロシアの店舗数は2021年11月末時点で48店舗。直近の2021年9〜11月のロシアを含む欧州での「ユニクロ」の売上高は832億3400万円で、構成比は13.3%。2021年8月期ではロシアで業績好調で、当期も欧州全体の既存店で、19年の水準を上回っていた。

ファーストリテイリングは4日時点で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に1000万ドル(約11億5000万円)の寄付を決定しているほか、毛布や下着、マスクなどの衣料品10万点と、店頭で回収した防寒着などのリサイクル衣料10万店の寄付を決めている。


 

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