大阪広告協会は3月25日、「第65回大阪広告協会賞」と「第55回やってみなはれ佐治敬三賞」の結果を発表した。それぞれ積水ハウス、電通関西支社の正樂地咲氏(クリエーティブ・デザイン局 プランナー/コピーライター)が受賞した。
大阪広告協会賞を受賞した積水ハウスは「家に帰れば、積水ハウス」という企業・広告メッセージに代表されるように、一貫した広告コミュニケーションを展開してきた実績が評価された。
同社は東京と大阪に広告宣伝機能を置き、家庭や行事などに焦点を当て、踏み込んだ内容の広告にもチャレンジするなど多彩な広告活動を進めてきた。これにより「家族の幸せな暮らしと住まいを支えてゆくことを約束する」広告が、大阪そして日本の広告界を明るくし、長年にわたり牽引してきたという点が選出理由となっている。
一方、広告文化の新しい時代を切り拓くチャレンジ精神あふれる作品を制作したクリエイターを顕彰する「やってみなはれ佐治敬三賞」を受賞した正樂地氏は、ダスキンの一社提供のラジオ番組「無理なくつづく」(FM大阪)が評価対象となった。同番組は、お笑い芸人のロングコートダディが出演した第一弾が2021年10月に、第二弾が今年3月にオンエアされた。
ラジオ広告の枠を超えてティザー広告や映画のポスターのようなグラフィックまで細かく企画された。
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受賞理由として「1点の作品にすべてのエネルギーが注がれ、企画意図から脚本まで優れたラジオコンテンツ。番組とCMの垣根を無くし、新しいラジオ広告のクオリティを追求している」「ラジオ広告への執念はやってみなはれの精神を体現している」という点があげられている。
正樂地氏はこれまで、ACC賞ラジオ部門(2013年から2021年まで連続入賞)、TCC新人賞、OCC賞、CCN賞、FCC賞などを受賞している。
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