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2050年の富嶽三十六景はゴミだらけ?「名画になった海」展が東京で巡回

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横浜八景島が主催する、海洋汚染問題をアートで表現した展覧会「“名画になった”海 展」が5月31日からITOCHU SDGs STUDIO(東京・北青山)でスタートした。会期は7月18日まで。

本展示は、横浜八景島が仙台うみの杜水族館で2019年7月に開催した展覧会の巡回展。5月30日の「ごみゼロの日」を機にアップデートし開催に至った。プラスチックゴミによる海洋汚染問題をアートで表現することがテーマで、2021年にはアジア太平洋地域の広告祭「Spikes Asia」のデジタル部門とデジタル・クラフト部門でそれぞれグランプリを受賞した。

第一部では、仙台うみの杜水族館から引き継いだ内容を展示。「プラスチックゴミの量が魚の量を超える」といわれている2050年の海を、ゴッホや葛飾北斎ら名画家6名が描いたらどうなるか、AI技術を用いて再現した絵画を見ることができる。

もし、あの名画が描かれた時代が、2050年だったら?「富嶽三十六景」。

第二部では、実際に海から回収したプラスチックをスノードームのフレークに用いた「Microplastic Globe(スノードームになった未来の海)」を5点展示。それぞれカクレクマノミ、ミズクラゲ、ザトウクジラ、アオウミガメ、マゼランペンギンの意匠が施されている。

「Microplastic Globe(スノードームになった未来の海)」カクレクマノミ。

各スノードームの制作はスノードーム作家・石田兵衛氏が担当し、使用したプラスチックは、海洋プラスチックのアップサイクル事業をアート活動として行う「REMARE」の協力のもと収集した。

 

スタッフリスト

企画制作
横浜八景島+伊藤忠商事+電通+電通クリエーティブキューブ
CD
尾崎賢司
企画
岸本和也、西川実咲
C
川田琢磨
AD+D
案浦芙美、三宅優輝
Pr
松本親美
撮影
松木康平、船本諒
美術(スノードーム)
石田兵衛
PRプランナー
大澤希美恵
空間プランニング
永川裕樹

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター