「恋とタクシーはタイミング」「ため息は、後部座席に置いていこ」「運転手は、今日も在タクワークです」——。ユニークなキャッチフレーズを車体に掲出したタクシーが都内を走っている。
東京ハイヤー・タクシー協会と日本広告制作協会(OAC)が共同で実施するもの。日本でタクシーが営業開始してから今年は110周年にあたることから、110台のタクシーを対象とした。「街を 人を 元気に」というテーマと17文字以内という条件で公募し集まったキャッチフレーズ1万8173本の中から110本を選び、それぞれ異なるコピーを車体にラッピングした。期間は8月20日まで。
「タクシーの日」8月6日に東京・有楽町駅前で実施するタクシー生誕110周年イベント内で、優秀コピーの表彰式を行う。110本のコピーはOACのサイトで紹介している。
東京ハイヤー・タクシー協会とOACとのコラボレーションは2019年以来2回目。2019年はタクシーへの共感を醸成することを目的にキャッチフレーズを募集。応募作品から50本を選び、キャッチフレーズを掲出したタクシー50台が東京の街を走った。今回はコロナ禍での生活を余儀なくされている全ての人にエールを送る狙いで、元気が出るコピーを募った。
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