ロート製薬は10月10日の「目の愛護デー」に合わせて、目に優しい広告で電車内をジャックした「目の愛護車両」を公開した。
10月初旬から約2週間、JR東日本 京浜東北線や根岸線、京王線や大阪メトロ御堂筋線に展開している。
10月10日は「目の愛護デー」として1947年に制定。以来、全国で目の健康を促す活動が行われている。
目薬などアイケア製品を展開するロート製薬は近年、「読みにく過ぎる新聞広告」(2020年)や、「巨大QRコード広告」(2021年)を公開し、商品のPRを行ってきた。
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3年目となる今年のキャンペーン「目の愛護車両」では、緑色の広告で車内をジャック。目に優しいフォントを使用して「広告を見るよりも窓の景色を見た方が目には良いですよ」と語りかける中づり広告や、車内の液晶ディスプレイを暗転させるなど目の健康を配慮した車両となっている。
電通関西支社のクリエイティブディレクター 廣瀬泰三氏は、通勤時に多くの人がスマートフォンなどを見ていた光景を目にしたことから、車両ジャックのアイデアが生まれたと言う。
「せっかくの広告なのにあえて“目を守るためなら、こっち見なくても良いですよ”というメッセージや、“あなたの目を守るために”と自ら消えていく車内ビジョンなど、目の愛護ファーストの精神で制作しました。目の健康のためにできることを詰め合わせた広告になっています」(廣瀬氏)。
車内には「目に優しいプレゼント」としてQRコードも配置。アクセスすると目の健康に配慮したコンテンツを見ることができる。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通関西支社+電通クリエーティブクロス
- CD+企画+C
- 廣瀬泰三
- 企画+AD
- 茗荷恭平
- AD
- 烏野亮一
- D
- 苅田哲平
- AE
- 鷲尾尚哉
- 掲出
- JR京浜東北線・根岸線、京王線(10/1~10/15)、大阪メトロ御堂筋線(10/2~10/15)
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