名古屋広告業協会が広告制作アワード新設、ADK船引悠平氏がグランプリ

名古屋広告業協会は10月26日、会員社の社員から出題テーマに基づき制作した広告作品を募る「eight awards」の受賞者を発表した。92作品の中からADKクリエイティブ・ワン 船引悠平氏の「満腹のクジラ」がグランプリに選出された。グランプリ作品は同協会による「広告価値向上キャンペーン」の広告として、10月15日の読売新聞(名古屋版のみ)に掲載された。また、公式サイトでの発表に先がけ、誌面において受賞者の発表も行われた。

船引悠平氏によるグランプリ作品「満腹のクジラ」。

10月15日~18日の間に、中日、朝日、読売、毎日、日経、中部経済新聞にそれぞれ掲載された新聞広告(名古屋版のみ)。

本アワードは、同協会が毎年10月15日の新聞週間を皮切りに実施している「広告価値向上キャンペーン」の一環。今年度から広告賞形式のクリエイティブコンペを立ち上げ、広告活動の啓発に取り組む。第1回の課題は「SDGs広告」で、SDGsの17のゴールからひとつを選んで広告を制作するというもの。グランプリ作品は「ゴール14/海の豊かさを守ろう」をテーマに制作された。

昨年度までもコンペでキャンペーンに使用する1作品を選出していたが、広告賞の形式や表彰は今回が初めて。今年度からはグランプリ作品を含む8作品を受賞作品として選出する。キャンペーンで実際に使用されるのは、グランプリの1作品のみとなる。

これらの取り組みにより、名古屋のさらなる発展や繁栄、名古屋で活動するクリエイターの育成や支援をする狙いがある。本アワード名の由来は、名古屋の市章に刻まれた、末広がりを意味する「八」。

受賞者は以下の通り(敬称略)。2023年6月に表彰式を開催予定。

グランプリ
・船引悠平(ADKクリエイティブ・ワン)

準グランプリ
・小泉和信・タルボット才門(博報堂)

金賞
・王生司・山中彰(大広WEDO)

銀賞(2作品)
・三輪大介(サクラアルカス)
・大野正敬(三晃社)

銅賞(3作品)
・船引悠平(ADKクリエイティブ・ワン)
・三輪大介(サクラアルカス)
・中切友太・鈴木義野(電通名鉄コミュニケーションズ)


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