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D&AD 賞2023年はロンドンで開催、審査部門長に石川俊祐・齋藤精一・鈴木元の三氏

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イギリスを拠点とするD&ADは、D&AD賞審査会、フェスティバル、授賞式を 2019年以降初めて対面式で開催することを発表した。

本年度のキャンペーンビジュアル「What making it is made of」をM&Cサーチ・グループ傘下のReが制作。

コロナ禍にあり、D&ADはこの3年間、審査会を基本的にオンラインで実施(一部、現地イギリスで実施)。授賞式もオンラインで開催するとともに、無料でアクセスできるデジタル・プラットフォームとしての年鑑を制作し、公開している。

2023年度は、5 月 8 日~10 日にロンドンのThe Truman Breweryにて、審査期間中に開催。基調講演、審査員によるインサイトセッション、ネットワーキングパーティー、受賞作品の展示、最高のクリエイティビティーを称えるイベント等を予定している。

併せて、本年度の審査部門長も発表となった。本年度グラフィックデザイン部門にはイギリスを代表するデザイナーで、RCA(ロイアル・カレッジ・オブ・アート)教授も務めるネヴィル・ブロディ氏(ブロディ・アソシエイツ代表)、ブランディング部門にはクラフト力の評価が高いジム・サザーランド(サザーランドスタジオ代表)が担当する。

グラフィックデザイン部門審査部門長 ネヴィル・ブロディ氏

ブランディング部門審査部門長 ジム・サザーランド氏

また、全40部門のうち、3名の日本人審査員が審査部門長を担当する。

クリエイティブトランスフォーメーション部門長:石川俊祐氏(KESIKI パートナー)

デジタルデザイン部門長:齋藤精一氏(パノラマティクス 主宰)

プロダクトデザイン部門長:鈴木元氏(GEN SUZUKI STUDIO 代表)

各部門の審査員は、2023年1月に発表となる。

またD&AD賞では、ゲーム部門を「ゲーム&バーチャルワールド」に進化させ、アバターの活用、ブロックチェーンの活用、ブランドエクスペリエンスという3つの新しいサブカテゴリーを追加。新サブカテゴリーに、パッケージングデザイン/プラスチックフリー(プラスチックの使用を排除するためにデザインまたは再設計されたパッケージング)を追加、ブランディング部門をクライアントの規模に応じてグループ化するなど、いくつかの部門の変更、改訂を行っている。

本年度のエントリーは、11月2日から受付を開始。2022年に続き、2023年もロシアからの応募を禁止し、ウクライナからのエントリーは無料で受け付ける。
限られたリソースと予算で達成されたクリエイティブの素晴らしさを奨励し、尊重するために、フリーランサーや小規模企業に対する25%の割引も継続される。エントリー受付期限は、2023年3月15日。