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BOVA2023 映像制作の1分アドバイス、洞内広樹さん「メッセージを内在化させて 表現に落とし込む」

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10月1日に今年の課題が公開された、月刊『ブレーン』主催のオンライン動画アワード「BOVA(Brain Online Video Award)」。今回は広告制作の最前線で活躍する一次審査員の皆さんに、若手の頃の経験や、映像制作において意識しているポイントを聞きました。最後には応募者に向けての応援メッセージもお届けします(本記事は月刊『ブレーン』2023年1月号からの転載記事です)。

第10回BOVA 一次審査員の皆さん
〈ディレクター〉大柿鈴子小野田玄隈本遼平金野恵利香、洞内広樹
〈プランナー〉有元沙矢香小島翔太佐藤雄介水本晋平吉兼啓介

本日は、電通クリエーティブX ディレクター 洞内広樹さんのコメントを紹介します。

ほらない・ひろき

電通クリエーティブX ディレクター。CM、MV、ブランドムービーなどの企画/演出/編集を手がけつつ、『東京彗星』などオリジナル短編映画も制作。最新作『サムライソードフィッシュ』はYouTubeで全編無料公開中。B’z とジェームズ・キャメロンをこよなく愛する。

 

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Q1. 若手の頃に「成長につながった」と感じた経験を教えてください。

同じ商品のCM を毎週別パターン仕上げて放映していく」という仕事を24 週連続でやったことがあります。

限られた時間の中でマンネリに陥らないようにする必要がありつつ、闇雲に時間をかけることもできなかったので……自分の脳と技術の最大出力×最短時間×長期間継続をクリエイティブやスタッフたちと走りきったことで、“クリエイティブ基礎肺活量” みたいなものの数値は爆上がりしたような気がします。

とにかく最速でカタチにしてみて、そこからの磨き上げに時間をとる。まず100 点に到達するスピードを上げることで、100 点以上の領域に使える残り時間を増やすことを学びました。

 

Q2.ご自身が演出をする上で意識しているポイントは。

「嘘をつかないこと」です。演出という仕事は、端的に言えば他人が言ってほしいことを上手な言い方(表現) に変換して代弁することと考えています。

一方、SNS の定着により人々は以前なら交わることのない人のむき出しの本音に、以前より遥かに低いコストで触れまくる機会が多い。そんな世の中に何かを放つとき、「俺はそう思ってないけど頼まれたからいい感じに表現してあげたんス」みたいな濁りは確実に見透かされると思ってます。

世に出すなら、自分も本気でそう思ってます、と署名付きで言えるくらいまでメッセージを内在化させた上で、表現を考えるように心がけています。

 

Q3. 動画制作を進める応募者にメッセージをお願いします。

作品を“世に放った上で”良いものが褒められる一般的なアワードと違い、BOVA は落ちると、時間と労力をかけて完成させた作品が“世に出ない” というリスクがあります。怖い。なら……自分が心から納得できる表現を、突き詰めるしかないですよね。ブチかましてやりましょう。

BOVAは2023年1月27日まで作品募集中です。
詳細はこちらから 
 


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