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学生・若手を支援「グッドデザイン・ニューホープ賞」最優秀賞など初選出

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「グッドデザイン賞」を主催する日本デザイン振興会は12月3日、学生などを対象とする第1回「グッドデザイン・ニューホープ賞」の結果を発表した。全国から414件の応募があり、奥村春香さん(法政大学デザイン工学部 システムデザイン科既卒)による「第3の家族」が最優秀賞を受賞した。

(左から)齋藤精一氏(副審査委員長)、奥村春香氏(最優秀賞)、安次富隆氏(審査委員長)。

「グッドデザイン・ニューホープ賞」は2022年に新設。大学や専門学校などのゼミの課題制作や卒業制作、自主研究などのデザインを募り、将来を担う世代の活動を支援する取り組みで、今回は414件の応募のうち91件が受賞。このうち8件が最終プレゼンテーション審査へと進んだ。

12月3日には8件のプレゼンが行われた。最優秀賞を受賞した奥村さんによる「第3の家族」は、家庭環境に問題がある若者をサポートするプロジェクト。家庭環境に問題がありながら、既存制度の支援対象には該当しない「はざまの少年少女」が居場所を見つけることを支援する。少額サブスクリプションをベースに「心・将来設計・社会発信・経済支援」の4つのサポートを提供し、彼ら・彼女らの自立を遠くから支える「第3の存在」を目指すという提案だった。

最優秀賞「第3の家族」(奥村春香)

審査委員らの選出経緯として「若者にとって身近かつ深刻な問題に対する提案。当事者性のあるコンテンツ、スピード感をもってサービスを実装し試行錯誤しながら推進させていく熱量に審査委員一同から高い評価が集まった。また、的確にデータを活用し、第三者目線を失うことなくサービスが俯瞰的に設計できておりバランスもよい」と述べられている。

「グッドデザイン賞」と同じく、審査委員長は安次富隆氏(プロダクトデザイナー/ザートデザイン取締役社長・多摩美術大学教授)が、審査副委員長は齋藤精一氏(クリエイティブディレクター/パノラマティクス主宰)が務めた。

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その他、優秀賞7点の受賞者は次のとおり。

・松岡芙実(香川大学 創造工学部創造工学科 既卒)
「日常に溶け込んだ 1 型糖尿病の治療を可能にする外出用インスリン注入器」

・武輪幸之介(多摩美術大学 美術学部生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 既卒)
「Flick Braille」

・新美志織(工学院大学大学院 工学研究科建築学専攻 M1)
「都市を停める 工事仮設物を用いて更新し続ける駐車場」

・谷口真寛(日本大学大学院 生産工学研究科建築工学専攻 M1)
「神楽の降下橋 〜 峡谷で舞う高千穂夜神楽 〜」

・桑嶋玄樹(法政大学大学院 デザイン工学研究科 システムデザイン専攻 M1)
「カム機構による情報記憶メディアを持つ自動演奏型気鳴楽器『Camgraphone カムグラフォン』」

・関口大樹(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 M1)
「アーキテクチャ型遊び場環境の構築プロセスに関する研究」

・前田陽汰、中澤希公、佐々木雅斗(慶應義塾大学 総合政策学部 B3)
「葬想式」


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