「予算削減のためだけの広告展開縮小に注意。根拠に基づき成長するマーケティングを」ニールセン・メディア・ジャパン 皆川 治子氏

※「AdverTimes. 2023年新年特別号(新聞版)」では、「識者が読み解く2023年注目の動向」と題し特集を組みました。ここでは、新年特別号に掲載した記事の一部を公開します。

ニールセン・メディア・ジャパン
日本・韓国地域担当 ダイレクター
皆川 治子氏

根拠に基づいた成長するマーケティング

世界的な景気後退や消費者の行動様式の変化に対応する形で、マーケターはこれまで以上に迅速かつリーズナブルな決断を行うことが求められています。特に、ビジネスを取り巻く厳しい環境において、広告主は一層マーケティング活動の効果実証や予算の削減を求められるケースも多いのではないでしょうか。しかしながら、予算削減のための広告展開の縮小には注意が必要です。

 ニールセンが発行した「ROIレポート」では、多くのブランドが支出不足のために突破口を開けないまま、ROIが低くなっていることを解説しています。また、当社のマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)では、仮にブランドが完全に広告を停止した場合、長期的な売上が四半期ごとに2%ずつ減少することがわかっており、広告の停止期間で生じた損失を取り戻すには3〜5年かかると示しています。

重要なのは、コスト削減だけを目的とした活動を見直すだけでなく、どのマーケティング活動が自社のビジネスを最も牽引しているのか、また効果を発揮していない活動はどれかと、貢献度合いとROIに基づき、全体最適化をし、次の打ち手を決めることです。そのためにも、網羅的に自社の活動を分析し、より高いROIを実現するためのインサイトを得ることが、今日のマーケターが困難を乗り越えるための鍵になるのではないでしょうか。



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ニールセン・メディア・ジャパン
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https://content.nielsen.com/l/881703/2022-12-22/487kj
EMAIL:NielsenMediaJapanpress@nielsen.com


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